2010年9月1日水曜日

いまだから知りたい元素と周期表の世界

著者:京極一樹

アイアンマン2で、トニーがヴィヴラニウムという新しい元素を作っているシーンがありました。そんなの物理学的にありえないでしょ~って思っていたのですが、この本を読んでありえることを知りました。

114番目と126番目の元素は半減期が数万年にも及ぶ可能性があるですって。

それでもせいぜい数万年。太陽系誕生時の超新星爆発で生まれたかもしれないけど、すでに数十億年経過してしまっているので、地球上で天然物を見つけるのは不可能そうですね。宇宙から降ってくることも期待できない。(降ってこれる程度の距離で超新星爆発が起きたりしたらガンマ線放射で生物は死滅しそう)
ということで人工的に作るしかないのです。

人工的に作るしかない元素。これだけでなんだかワクワクします。
これをきっかけにwikiで未発見元素の一覧を調べてみたら、もっと面白いのが載ってるじゃありませんか。
138番目以上の元素は電子のスピードが光速を超えちゃうとか。それって存在できたら質量無限大の元素?
存在できる最大の元素がありえる場所としたら、白色矮星の中なのかな。

ぐぐっと飛んで、174番目以降は重力崩壊したブラックホールの内側あたりなら存在できたりしそう。
というかここまで来ると、原子の定義が分からなくなってくるのね。ただの陽子の塊は原子ではないか。

うーん、もっと色々知りたい!

物質としての性質をもてるような個数の超重元素の塊を、スパコンでシュレディンガー方程式からシミュレートして、その性質を割り出したりできないのかな。

疑問は尽きないのです。分かりやすく教えてほしい。


この本では他にもいろいろと学べました。
ランタノイドやアクチノイドがどうしてあそこにあるのか。拡張周期表。
各元素ごとの埋蔵量や生産量について。

そういえばチリの鉱山で人が生き埋めになっているけど、あれって先進国にも責任はあると思う。
チリは世界最大の銅の産出国で、日本などが購入している。あの鉱山は従業員の安全に回るお金がないことが事故の原因ぽく見えていたので、中国あたりが購入者なのかも。
だとしても、made in chinaのコンピュータ基盤を使っている私たちにも責任があることになる。
(銅は電線としての使われ方がナンバーワン)

果たしてテクノロジーは地球を救えるだろうか。

2010年8月29日日曜日

ネットワーク産業論

講師:夏野 剛(慶應義塾大学教授)

iTunes Uから無料で見れる講義です。

先日、上司に呼び出されて、「メヌさん、ちょっと話があるので、後で二人でお話しましょう。」とか意味ありげに言われました。

いろいろと思い当たる節があったのです。
定期券の申請を私の都合の良い遠回りで申請したことや、会議中にぼーとしていたことや、iPadって仕事中に出したらやっぱりダメ?とか、勤務時間を適当に付けてたのがばれたのかとか、その他もろもろ。
そしたら、「メヌさん、今の業務長いよね。そろそろ別のことをしてみようか。さっき会議で新しい戦略の話をしていたけど、そういう新しいビジネスの立ち上げをやってみないか」だって~。というわけで、私の現在の業務は12月末で終了となるようです。
引継ぎを考えないといけない。

それよりも今後に向けてのほうが大切です。
最近、休日に遊んだりゲームしたりできなくなってしまいました。そういうことをしていると逆にソワソワするのです。何か将来の自分に投資してお勉強しないと!って思ってしまう。
先週末はハーバードの講義でしたが、今週は慶應のネットワーク産業論というのにしてみました。

これからネットでビジネスをはじめようとしている人、すでにはじめている人にものすごーくお勧めの講義です。全7回で各1時間半くらいだけど、休日をつかって全部みたほうがいい。内容は面白いので飽きません。
夏目さんはドコモのiモード立ち上げや、ベンチャーでの失敗やらの経験が豊富で、業界に知人が多く、裏話なんかも面白いです。

会社の戦略を聞いたとき、こんなの本当にできるのか~って半信半疑でした。今もそうです。でもどうやったらできるかを考えたけど、あんまり思いつかない。そこでこういうのに知恵を借りるのです。
そして、未来を作りましょう。

2010年8月28日土曜日

たった1分で人生が変わる片づけの習慣

著者:小松 易

私は片付けが苦手です。
部屋はなんとなくいつも綺麗じゃない。

では、本なんか読まずに片付ければいいじゃないって思うかもしれないけど、甘いです。
私だって1週間に1回くらいは「これではいけない」って思って掃除するんだけど、すぐに散らかってしまうんです。

部屋が汚い人は習慣の問題なんだそうな。
そしてその習慣は人生にも悪影響を与えている。片付けの習慣を身につければ、人生の習慣も変わって、いい人生を過ごせますよってのがこの本のポイントです。

私のポイントを箇条書き。
・整理整頓は片付けではない。整えるだけではなく、2度と散らからないようにする。
・何か一仕事やり終えたら常に最初の状態に戻す。
・片付けると余計なものが排除されて、本当に大切なものが残る。それこそ片付け。
・しばらく使っていない物がでてきたときは、それを今使うか捨てるか決める。
・片付けるということはチャンスを受け入れる余裕があること。たとえば恋人がいつ遊びに来てもOKとか!
・片付けすらできていない人が、何かを成すことはできない。
・片付けは後で使う人に対する愛。貢献。気持ちを前向きにする。
・もったいないから取っておくのではない、新しい物が入ってくるスペースがないのがもったいない。使わないものを溜め込むことこそもったいない。
・片付けはすべての基本である。優先順位を上げよう。
・片付けはまず身近な机の上から。
・片付け完了のゴールを明確にイメージ
・1日15分ほどで1箇所だけ片付ける。を毎日続ける
・出す→分ける→減らす→しまう
・常に綺麗な聖域をつくる。それは、毎日使う場所、すぐ片付けれる場所、視界に入りやすい場所
 私の場合は机の上かな。
・いつか使えるものは勇気をもって捨てる。捨てないなら何時つかうか明確にさせる
・判断に迷ったとき用の保留箱を作る
・ダメなこと しまう→押し込む→隠す→忘れる
・情報はインプットしても活かされなければ意味がない。物も使う前提でしまう。
・書類整理の基本は入ってきたらすぐに処理すること。 ポストの中も常に空に。
・すべてのものに置き場を決める
・使っていないのに場所をとる家具は 散らかってもいいよっていうサインになってしまう。すぐに捨てる。
・例外は作らない
・意識的に無意識の行動を見ること
・片付けは一気にやらない。週末まとめ~はNG
・毎日片付けることを習慣化させる。最初は無理やりやる。そのうち習慣になる。まずは21日間。
・リバウンドしそうな場所・モノをリストアップする
・知り合いに「片付いてる?」と声を掛けてもらう、自宅に人を呼ぶ
・綺麗になった!という成功体験を意識する
・行動の変化には違和感が伴う。が、違和感を感じながら、まずはやってみる。

さあ、今から片付けをやろう。

“文学少女”見習いの、卒業。(2)

この作者って天才~。
最後綺麗にまとまった。

日坂さんってやっぱりイイ。恋しそう。

心葉くんはすごく美しい物語を書くけれど、すごく悲しい経験もたくさんしている。
人は悲しいことと楽しいことを両方同じくらい経験するんだろうか。
そして、他人には楽しいことだけをお話する。
世の中で輝いている人たちの裏側には、つらいことや悲しいことがいっぱいあるのかもしれない。



なんと、衝撃の次回予告が!
「半熟作家と"文学少女"な編集者(ミユーズ)」
続編がでるの~。すごいのー。
まだまだ広がる文学少女ワールド♪

文学少女シリーズはもう一度はじめからきちんと読まないとって思っているけど、なかなか出来ない。
読むときはネタ本も一緒に読まないとって思うんだけど、そっちはさらにページが進まない。
文学を読むのってけっこう難しいのです。

でも、死ぬまでにはいつか読もう。
中年になったときの人生の楽しみの一つかも。

2010年8月27日金曜日

“文学少女”見習いの、卒業。(1)

著者:野村 美月

文学作品の良さを言葉で表現するのは難しい。
読むときの自分自身の状態で受け取り方が違う。
今回のテーマは夏目漱石の「こころ」。

日坂さんは元気な女の子です。私もあんな風になれたらいいのに。
自分の感情をストレートに表現して、信じたことを一途に実行。真摯。

あこがれるなら、そう行動すればいいじゃない?って思うけど、何かがブレーキになる。
ただ慣れていないだけで、練習して習慣を変えればいいのかな。

まだ半分くらいまでしか読んでいないけど、瞳ちゃんの気持ちは分からない。

読んでみたい本リストに以下を追加
仮面の告白
ヰタ・セクスアリス
ロリータ


登場した犬の名前はフリードリッヒ・レオポルト・アウグスト・ヴァイスマンだと思われる。
ペットに学者の名前をつけるのってなんかいいですね。てか、そこまで長くないじゃんw


2010年8月26日木曜日

崖っぷちネットワークビジネスの真実(1)

著者:ロバート・S・コンリー

とってもいい本に出会いました。
この本はネットワークビジネス市場を冷静に分析して、なぜ業界が衰退傾向なのか、どうすれば復活できるのかを論理的に説明しています。また業界の構造もきちんと説明してくれています。
ただ単にネットワークビジネスのすばらしさを語るだけの本だったり、やり方を教えるだけのHow To本だったりが多い中、この本では哲学を語っています。
もちろんこの著者はネットワークビジネスを心から愛する熱烈な推進者です。だからこそ、業界繁栄を願うからこそ、その言葉が本物に見えます。

というわけで、速読ではなく、きちんと内容を読んでいきます。

まずこの業界は縮小傾向にあること。
その原因はこのビジネスが社会一般から信用されていないこと。
信用されていない原因はいくつかあって、消費者センターに苦情が入るような強引で違法な勧誘を行う人がいること、悪質な業者(短期的な会員集めにより金儲けをする)が存在すること。

でも、合法であることの裁判が過去にアメリカであったんですね。それでアムウェイが勝訴してから、アメリカで爆発的に広がったとあります。その勝訴内容にはポイントが五つ。

①入会金から、ディストリビュータへの収入が発生しないこと。
②在庫負担を強制しないこと
③返品払い戻しのルールがあること
④在庫を過剰に持たせないようなルールが存在していること
⑤勧誘だけではなく、商品の販売も行って利益を得るというルールがあること(逆に悪質マルチは人を勧誘するだけで利益が得られるようなネズミ講と同じ実態がある)

1個づつうちの会社とくらべてみよう。


確かに入会手数料からは収入は発生しない。
だけど、実質的には数万~数十万の商品を購入しないと、後々の大幅な収入は見込めないようなシステムになっている。最初の説明でも、あたかも商品購入は必須であるかのように聞こえる説明を行う。
そして大量(数十万)を買えば、自己購入の必要額が下がる。
これは良くないと思う。商品の愛用が目的なんだから、自己購入の最低金額を初期投資額によって下げるべきではなかったと思えます。こんなことをしたら、それこそ最初の商品購入をさせたいためっていうように見えてしまう。そもそもの自己購入額は業界内の他社と比較してもそれほど高い金額ではなかったので、それを無理に下げることは無かったのにと思えてしまいます。
メヌ評価:△


うちの会社は在庫負担を強制させていない。これは健全。
メヌ評価:◎


返品払いもどしのルールはあります。
メヌ評価:◎


在庫を持たせないように、いろいろと考えられています。
メヌ評価:◎


うちの会社にはそのようなルールはありません。
でも、それはそれでいいと思う。むしろそのほうがいいのではと思えます。
これでは収益を上げるためには他人に販売するノルマがあることになります。これって押し付けにならないのかな。商品が本当にすばらしくて万人受けするものならOKなのか。
メヌ評価:保留

①も高額購入は強制ではないので、OKなのでしょう。これは各自が今後の収入メリットと負担額とを判断して答えを出したこと。
アムウェイなんて100万くらい出させる場合もあるなんてウワサを聞いたけど、真実はどうなんだろう。

というわけで うちの会社のメヌ的な総評は○

日本のネットワークビジネス業界は衰退の危機に瀕しているのです。
本来の良さをアピールして、長期的な視点で(短期的なお金儲けではなく)まじめにビジネスをすることで信用をとりもどす必要があるのです。

新規事業は「環境ビジネス」で仕掛けなさい!

監修:菊池 功

環境ビジネスを始めるにはどうすればいいかがいろいろ解説されています。

読んでいると、別に環境ビジネスに限らずどのビジネスでも同じなんじゃないだろうかって思いました。

行政の情報に目を光らせなさい。
行政や自治体の人と仲良くなって、仕事をしやすくしなさい
競合他社の情報を調べなさい。
お客様と仲良くなって、競合他社のサービスの良さを教えてもらいなさい。
技術革新には常に気を配るためにメーカーとの関係を良くしなさい。
販売ルートを確保するために商社と仲良くしたり、直販なら地元の店舗との関係を良く保ちなさい。
みたいな感じ。

どうやら人間関係とコミュニケーション能力が大切なようです。
知識だけ持っていてもダメのようです。

話が変わって、うちの会社の部長が新しいビジネスモデルを始めようとしています。
なんだか面白そうです。
私たちのところに落ちてきているってことは、このビジネスを推進することに社長はOKサインを出したんでしょうね。
部長という立場でも所詮はサラリーマンなわけで、会社として進める事業に責任を取るわけではありません。責任を取るのは株主と取締役です。うちのような中小企業は、社長=大株主なので、事業失敗の責任は株価の暴落と自らの借金として、社長が責任を取るわけです。
確かにワクワクしたけれど、自分が社長だったらこれにOKを出せるかって考えたら、すごく怖いです。失敗したら経営へのダメージはかなりのものだろうと想像がつきます。
事業主の気持ちってなってみないと、分からないでしょう。

話が戻って、環境ビジネスで必要なスキル。
こういうスキルを身につけようと思ったら、受身ではダメなのです。
失敗しても誰かが責任を取ってくれる状況(サラリーマン等)ではなく、失敗が自分の人生にはねかってくる状況(事業主)にいないとダメでしょうね。

さて、私たち一般人でも出来る事業主というと。。。

2010年8月24日火曜日

iPadでつかむビジネスチャンス

著者:板橋 悟

iPadはどう凄いのか、今後のこの業界の展望について著者が持論を語っています。
カーナビ業界、テレビ・レコーダー業界、カーナビ業界、出版業界、教育業界がここ数年で変化するでしょうという意見。
私も変わると思います。
これは使ってみたからこそわかる実感。

iPadに元素図鑑を入れて何人かに見せてみたら、今まで物理なんて嫌いっていう人でもすごく興味を持って話を聞いてくれました。私のお肌は炭素でできていたんですね。ダイヤモンドと同じだったんだ。きゃー。みたいな感じで楽しんでくれてました。
 学び始める取っ掛かりとして素敵だと思います。

iPadのナビゲーション機能も素敵すぎます。GPSの精度はいいし、ストリートビューと連携した地図はパーフェクトに分かりやすいです。もう何処に行っても迷う気がしません。
(将来は準天頂衛星によってさらに精度が上がるし!)

通信速度は3Gでは少し不足に感じるところがあります。でも来年辺りからLTE(3.9G)が主流になり出したら、それも解消されるでしょう。

電子書籍も安いのがいいです。キンドルの日本上陸で一気に競争が加速しそうに思えます。

このモバイルタブレット業界は先行き明るいです。今後の進化のロードマップがある程度見えていて、どんどん便利になっていくのがわかる。
だからと言って、進化するまで待っていてはだめです。手を出すなら今がチャンス。このタイミングで購入しておけば得るものも大きいでしょうー。

私も何かやってみたいなー。


2010年8月23日月曜日

金持ち父さんのビジネススクール

著者:ロバート・キヨサキ

ネットワークビジネスをするべき理由が盛りだくさんの本です。
ここまですばらしいんだから、やらない理由が見つからないです。
できる理由探しには最適の本です。

この本の中にでてきた人がネットワークビジネスをやる倫理的な理由を書いていました
それで得たお金で貧しい人々を救うため。
ちょっと間接的かも。


別の観点から考察してみようかと思います。
まいどおなじみドラッガーさんのお言葉を借用
---------------------------
企業の目的は、顧客の創造である。したがって、企業は二つの、そして二つだけの基本的な機能を持つ。それがマーケティングとイノベーションである。マーケティングとイノベーションだけが成果をもたらす。
~中略~
真のマーケティングは顧客からスタートする。すなわち現実、欲求、価値からスタートする。「われわれは何を売りたいか」ではなく、「顧客は何を買いたいか」を問う。「われわれの製品やサービスにできることはこれである」ではなく、「顧客が価値ありとし、必要とし、求めている満足がこれである」と言う。
---------------------------
ネットワークビジネスの事業内容は夢を与えることですね。
1個前に投稿した本のタイトルなんて、パーフェクトドリームですよ。

ところで、ネットワークビジネスって夢を持たない人に勧めることが多いように思えます。やり始めてから夢を持つ人がほとんどではないかしら。
それはそれで別に問題ないのですが、夢のない人に夢を押し付けるよりかは、夢を持っている人にその実現の手助けをしてあげることのほうがいいですよね。そのほうがドラッガーの言葉に当てはまります。

そんなことを考えながら、お取引先のNさんに夢についての話題を振ってみたら、「何言ってるんですか。夢なんてものは子供が見るもんですよ」なんていう身も蓋も無いことを言われました。お前の心は老人か!と突っ込む私。

同じ話題でも、後輩のS君はとっても純情で、お金がほしいから公務員になりたいとかって言ってた。
堅実ですな。

というわけで、夢を追い求める人にマーケティングすべきではないかと思ったのでした。


2010年8月22日日曜日

パーフェクトドリーム

著者:江藤俊文

この本を読んでいると、胸が痛くなるときと、当たり前じゃんって思えるときの二通りあります。
それもまったく同じ箇所を読んでいるにも関わらずです。

前者では、ああ私は本当にこんなことをするんだろうか、気が重いな。って感じて、
後者では、なるようになるさ~、もうやるっきゃないんだから。って感じます。

一人で悩むと出来ない理由ばかり考えてしまい、よくないと言われます。
考え方を変えて、できる理由をかんがえようよって。

でも考えてしまうんだから仕方がない。
ここまで悩んでやらないといけないものなのかな。
もっと楽に生きたいな。
なぜ私は何時までたっても確信がもてないのかな。

夢をかなえるゾウでガネーシャは言ってました。
人間が成長するのは不幸なときだって。

さっきの悩みは不幸な悩みなのかな。
これを乗り越えたら成長するのかな。

この本の中でもその問題に対する回答は載っていました。

「成功したい気持ち」と「できない理由」を天秤に掛けたときに、「できない理由」のほうが大きいからできないんだそうです。「成功したい気持ち」をもっと膨らませなさい。素直にお金がほしいって思いなさいって書いてあります。でもなんかね。。。

他の回答では、
お友達に収益を取らせてみんなが幸せになるっていう考え方で行けとあります。
でも、そのお友達は今私が悩んでいることをきっと悩むだろうし、その人の頑張り度が足りなければ、収益をとることができないわけで、だったら私はがんばれなさそうな人は誘わないほうがいいということになる。
それってどうなんでしょうね。

なんかもう 社会からこれほどまでに目の仇にされているビジネスってないですね。
でも、これをやりぬいたら自己成長があるというのもまた、まぎれもない事実。人間的に大きく成長できます。
これ以外に成長できる手段があるなら、それに越したことはないけれど、特に思いつかない。

荒治療だと思って、できるところまでやってみるしかないようだ。




ラプンツェルの翼Ⅳ

ここ最近投稿があまりありませんでした。
でも、本を読んでいないわけではなく、読んだけど投稿する時間が無かっただけなのです。
なんとか、全部投稿してしまいたい。


著者:土橋真二郎

この人の本には毎回哲学がテーマになっています。

今回のテーマは道徳のようでした。

物語の中では「天使」と「人間」が戦うのですが、それぞれ持っている道徳律が異なります。
「天使」は功利主義を唱えています。
功利主義とはベンサムによって唱えられた哲学です。
最大多数の最大幸福。
1人死ぬことと5人死ぬこと、どちらか一方選ばないといけないとしたら1人死ぬほうを選びましょう
功利主義では社会全体の幸福を考えたときに、それが最大化されるほうを選びます。

こんな実話があるらしいです。
イラク戦争で偵察中の米兵が子供連れの羊飼いに見つかってしまいます。この民間人を放置したら、フセインの軍隊に通報されて、自分たちが包囲されてしまう可能性があります。だからといって、ここで二人を殺して口を封じるのはあまりにも残忍です。
結果的に米兵は二人を見逃してそのまま行かせました。そしてフセイン軍に攻撃されて、米兵16人が死亡しました。
ベンサムによる道徳律では、最初に民間人二人を殺しておくべきだったということになります。

ラプンツェルの翼Ⅳにでてくる「人間」も先ほどの米兵と同じように「天使」殺すことを拒みます。
これはカントの道徳律に近い。
カントは、結果ではなく動機が重要だといいます。
人間が元々持っている道徳律は絶対であり、それに違反してはいけないといいます。
たとえば、殺人犯が貴方の友達を殺そうとしていて、貴方はその友達を家に匿っているとします。
殺人犯がインターホン越しに「友達はお前の家にいるのか」と聞かれたら「YES」と答えるのがカントによる道徳律の正しい回答です。嘘をついてはいけないという道徳律があり、どんな状況下でもそれは破ってはいけないといいます。(しかしながら、相手が勘違いするような言い方をするのはOKだそうな)

ラプンツェルの翼Ⅳでは「天使」が最終的に自殺することで終息しています。「天使」は最後まで功利主義を貫き通したようです。

哲学思想を分かりやすく物語に落とし込むのはとてもすごいことです。著者のアイデアに感服です。
でも、その性質上、この著者の話はいつも陰湿です。
全員が幸せなハッピーエンドにはなりません。まるで現実世界のように。


2010年8月14日土曜日

数学ガール

著者:結城 浩

自分の子供が高校生になったら、是非読ませたい!
自分が高校生のころに読みたかった。
数学の楽しさがとってもよくわかる一冊です。

数式はいっぱいでてくるけど、計算途中は省略せずに書いてくれているのでとても分かりやすいです。
ミルカさんとテトラちゃんとの三角関係も目が話せない。

大人になって数学を使わないからといって、数学は不要ではないのです。
厳密な論理展開をこなせることで、論理的思考力を鍛えることになります。

それに数学は宇宙の神秘を表すものでもあるのです。
思考の産物であるはずの数学が、宇宙を支配する法則となぜか一致したとき、神秘的な体験ができます。
宇宙は私たちの中にもあるんです。
現実世界はさておき純粋数学としてのみ考えても、例えばテイラー展開から導き出される円周率の意外性は、実に興味深いものです。


アフェリエイト

アフェリエイトを付けてみました。
各感想文の後にアマゾンへのリンクをつけています。そこから購入したら、金額の1割が私に入ります。
もし読みたいなーって本があれば、私のリンクから購入するのですよ!

2010年8月2日月曜日

ユニオン・ホワイト

著者:高殿 円

神曲奏界ポリフォニカのホワイトシリーズの最新刊です。

このシリーズは赤と白を全部買っているのです。

はい、面白かったです。
面白かったのですが、読んでいる間中ずっとべつのことを考えていました。
アニメをボーと見ながら別のことを考えるようなイメージです。
我ながら器用だ。

そのせいで読んだのに内容はあまり覚えてなかったりするという。

こういうラノベでも、たまにドキっとするような言葉に出会います。メモしておいていつか使いたいなーって思うんです。そういうアンテナをいつも張り巡らせておきたいと思います。

2010年8月1日日曜日

私の取り扱い説明書

【基本性能】
・あまり手のかからない高性能モデルです。自分のことは自分で進めることができます。
・感情表現もやや小さめの省スペース設計です。
・同じタイプを近くに置くとショートします。少し距離を置いてください。

【エネルギー源】
・がんばっているスポーツ選手などを見ると刺激されエネルギーが高まります。
・スターバックスに小一時間いると自動リフレッシュ機能が発動します

【取り扱い注意点】
・嘘ついてるときは、目が右上にいきます。でも見破らないでください ダウト!禁止でお願いします
・本当に心を許した人にだけ、弱音を吐いたり相談をしたりします。でもその時は意見はしないでください。反発する可能性があります。ただ、聞いてください。
・プレゼントを与えるときは、実用的なもののほうが喜びます。
・人前でいちゃつくのは避けてください。愛情はたっぷりありますが 恥ずかしさのほうが大きいのです。2人になってから・・お願いします
・常に将来のことを考えています。バージョンアップのチャンスを適度に与えてください。
・近寄りがたい印象を与えますが、攻撃性はありません。特に自分に好意をもって接してくれる人には強く当たることは絶対にありません。

2010年7月25日日曜日

金持ち父さんのビジネススクール

著者:ロバート・キヨサキ、シャロン・レクター

何かに興味を持ったとき、それ関連の本を何冊か読んでみることをしています。
なるべく正反対の意見が書いてあるやつがいいです。そのことについて肯定している本と否定している本。
ところが、ネットワークビジネスについて書かれた本を探してみたところ、肯定された本しか見つからないのです。否定は2ちゃんねる等のインターネットサイトにしか見つからない。困りました。

さて、この本ではネットワークビジネスが与える価値について、利益以外のところに注目すべきだって書いてありました。ビジネス教育の場を与えてくれたり、よい友人やパートナーを得ることができたり、それによってスキルが上がり、リーダーシップも得ることができて、夢を実現させることができるんだそうです。

この本の著者は投資家です。彼は誰かから投資を依頼されたときに、引き受けるかどうかの判断基準として、その人がビジネスとしてやろうとしているかを見るそうです。
たとえば、自分の店を持ちたい腕のいいシェフが数十万ドルの投資を依頼してきたんだそうです。彼はレストラン経営についてとても理解が深く、料理の腕も一流で、その店を繁盛させるだけのスキルを十分に持ち合わせていたけれど、著者はこの投資を拒否したそうな。
なぜなら、彼はたった1店舗の美味しいレストランを作る事のみしか考えていなかったから。ビジネスとして考えるなら全国にその美味しいレストランのチェーン店を展開して、投資したお金を何倍にも大きくさせるような夢がないといけないんだと。
ネットワークビジネスではそういうビジネスとしてやっていこうというセンスを誰でも手軽に磨くことができるから、すばらしいんだそうです。

以下は私なりのネットワークビジネス否定論となるのですが、
確かに海外ではよいかもしれません。でも日本ではどうなんでしょうか。
日本では小売店が非常に発達しています。コンビニにいけばあらゆる生活必需品が一通りそろっていて、それを安価に24時間購入できます。
一方で海外では小売店や卸売業者がここまで進歩してはいません。小売店にとって一番の問題は在庫ですが、日本の小売店は驚くほど在庫を抱えていない。コンビニの店舗が抱えている在庫は店頭に並んでいるやつがほぼすべてです。
だからキャッシュフローもいいし、売れる商品を流動的に変更することもできる。在庫回転率が上がり、その結果として投資収益率も上がる。すばやく事業展開がしやすくなって、コンビニが全国に沢山できる。大量に仕入れることで原価も低減させることができて、消費者は良いものをいつでも安価に入手できる。

海外では卸売業者も小売店も数社が独占していて競争がない上、店舗の在庫を少なくするという意識が少ないように思えます。ゴールドラットが著書のザ・クリスタルボールの中で、在庫を減らしつつ利益を上げる方法を書いていたけど、日本の業者からしてみれば、何を今更って思うのではないでしょうか。

そんなわけで、小売が発達している日本ではネットワークビジネスは流行らないのではないか、ということです。
流行るとしたらそれは商品によりそうです。では、どんな商品だったら流行るのか。
この当たりが今後の考察対象になりそうです。

2010年7月24日土曜日

フルメタル・パニック!11

著者:賀東招二

シリーズ2年ぶりの新巻でした。
久しぶりすぎて前回のストーリーを忘れています。登場人物もこの人だれだっけーみたいな。
こういうアクション系のお話は感想に困るのです。適当に箇条書き。

ベヘモスっていう大型のASが登場するけど、脳内イメージとしてはサイコガンダムやデストロイガンダムなのよね。ガンダムが与える影響ってなかなかすごいわ。

なぜこの世界ではまだ冷戦が続いているんだろう。てか、そもそも冷戦ってどうして起こっていたんだろう。今の私には平和に慣れすぎていて理解できないわん。
もしかしたら今も、知らないところではオハイオやタイフーンの弾道核ミサイルがお互いの国をがっしり狙っているのかもだけど。。。

カリーニンってどうしてこっち側にいるんだっけ。

来月はメインストーリーでの最終巻だそうな。読まねば。

2010年7月22日木曜日

ネットワークビジネス9つの嘘

著者:Mike Kakihara

ネットワークビジネスを否定している本かと思って読んでみたら、そうでもなかったです。
マルチ商法として法律ぎりぎりグレーゾーンである事を認めた上で、これをお金儲けのツールとして、いかにすればお金が儲かるかが書いてあります。具体的にはネットワークビジネスの会社が主催するセミナーや先輩たちの言葉を鵜呑みにした結果やってしまう過ちと、その後の人生の失敗についてが書かれていました。

58ページと短い本です。ネットで無料で読めます。
いきなり予備知識なしで読んでだらちょっと分かりにくいかもしれません。一度勧誘を受けた人なら、なるほどーって思うところがたくさんあると思います。

私個人の意見としては、やはりあまり好きはないです。倫理的に気にいらないのです。
誰もがハッピーになれるわけではなく、それなりの儲け方を知っていてそのスキルも持っている人のみが儲けられる。お金を儲ける人がいると言う事は損をしている(不要なものを購入させられている)人だって中にはいるという事なんです。それを黙認した上でお金儲けのツールとして利用してやろうという人なら手を出すのかもしれません。

組織の仕組みとしては非常によく出来ていると思います。ここから学べる事はきっと沢山あります。この販売や流通の仕組みを何か別の事に利用できないだろうかと考えております。
個人的スキルとしても営業マンとしての交渉術とか身につけれるかもしれません。

2010年7月20日火曜日

科学は不確かだ!

著者:リチャード・P・ファインマン

これは名著です。さらっと読んだけど、もう1度ゆっくり読み直さなくては。

ファインマンはノーベル物理学賞を受賞した科学者です。量子力学の発展やクオークの発見に寄与しました。
このタイトルは科学が不確かだって言いたいわけではありません。確かな状態から始まって、それを解明していくことが科学なんだよって言いたいのです。

統計学を社会が誤用していることに対するファインマンの怒りはもっともです。私もだまされない自信がないです。統計は一度きちんとお勉強したいと思いました。

一番印象に残ったのは科学と宗教との関係についてです。ファインマンは今まで私が感じていたモヤモヤとしたことを、的確に言い表してくれました。

とその前に、ここに書いていることは、宗教と科学の対立について理性的見地から考察したことで、私自身の宗教観とは無関係であることを名言しておきますの。


・神は宇宙という規模にくらべて小さすぎること
宇宙には最低でも数千億個の銀河が存在していて、その銀河一つ一つにさらに数千億個の恒星があること。こんな規模を地球の歴史の中で生まれた神が支えきるのは難しそうに思えます。
もし唯一神を信じるとすれば、この宇宙には人間しか存在しないことも信じることになる。その説明として人間原理を持ち出すのは有りだけど、それはそれで悲しいのです。

でもこれは些細なことなのです。次のことが重要です。
宗教には大分すると3つの面がある。

1.宗教は物質とは何か。我々はどこから来たかについて答える
2.宗教は人間がどうあるべきかを教える。道徳的なこと。
3.宗教は正しい行い(前項の道徳的なこと)を励ます霊感の源である

つまり

1.神=宇宙なんだよ 
2.その神が言うことは道徳的にいいことだよー
3.だから自信をもってそれを遂行しなさい。それは宇宙の意思だ。
ってなるわけですの。

でも科学は1.と2.を今まで否定しまくってきたのです。
だから科学者は3.の境地に達することができないって言うのです。

1.の具体例としては、
ホーキンスが発表した時空の始まりは丸かった理論(特異点は存在しない!)が教会から嫌われた件とか。

2.の具体例では
ファインマンは無神論者だけど道徳的に劣っているわけではない点とか。

この説明、メヌ的にはとっても納得できたのです。

2010年7月19日月曜日

マンガでわかる恋愛心理学

著者:ポーポー・ポロダクション

私は理系な人間です。
これを読んでみようと思ったきっかけは、恋愛心理を理解することで駆け引きを有利に運ぼうという思惑があったのですが、読んでいるうちにそんなことはどうでもよくなってきました。
タイトルはマンガでわかる~とありますが、内容の半分以上は文字で埋まっています。いい感じのバランスです。

この本は恋人が一緒に読むのがベターです。
人は誰しも恋人を大切にしたいって思うものでしょうけど、生物としての本能や心理学的な心の動きで、思っていることとは反対の行動をとってしまうことも少なくないのです。その結果、破局や離婚という流れになるかもしれません。
もちろん、相性の悪いカップルというのはあるでしょうし、そういう時は別れて次の恋を探すのも悪くないけれど、ただのすれ違いでお互い気まずくなるのは避けたいですよね。
だから、人間心理:男の子はこういう風に考えるものなのよー。女の子はこんなことを思ってるのよー。ってのを理解しあうことで、喧嘩したときの「ごめんなさい」の一言が出やすくなるかもしれないです。

駆け引きに上手くなろうなんていう不純な考えではなく、お互いのことをもっと理解し合うための道具として使うのがよいでしょう~。

1ページ600文字弱でそこに一つのメッセージがまとまっています。さらにそれを分かりやすくコミカルにマンガにしたのが次のページに書いてあり、見開きで楽しめます。二人でマンガの内容を真似して台詞を出して演じてみるとより印象に残りやすそうです。全部で200ページ。約100章です。
倦怠期を迎えた恋人や夫婦の方々!1週間くらい楽しめると思うヨ。


舞姫

著者:森鴎外

旧仮名なのでとっても読みにくかったです。古文ほどではないけど。
しかし、それ以上に愛に満ちていたのです。

これはね、エリート官僚でドイツ留学している豊太郎が踊り子のエリスに恋をする物語なの。
豊太郎はたまたま合ったエリスに恋をして、エリスの元へと足しげく通い、そのせいで国から学費をカットされてしまうの。でも友人の相沢の助けによりドイツで新聞社の仕事を得ることができた豊太郎は、その僅かな賃金でエリスと同居を始めるの。そんな幸せな日々が続いてしばらくした後、相沢が大臣とともにドイツにやってくるの。大臣は豊太郎に通訳としてロシアまで付いて来いって言うのよ。ここで豊太郎は条件反射で了承してしまってから悩むんだけど、その心情がすごく純粋で美しいの。
ロシア遠征中にエリスが豊太郎に書いた手紙も必見。特に2番目の手紙の書き出しに注目だよ。
「否、君を思う心の深き底をば今ぞ知りぬる。」
メヌ訳「いいえ~。あなたを愛する心の深い底を今知りました。(離れ離れになってから、私がどれだけあなたを愛していたか、その深い深い心を自覚したんです。)」
この後続く手紙には、豊太郎様にどこまでついて行きますわ。日本まで連れて行ってください。愛があればなんとかなる~みたいな文章が続いているの。こんなお手紙を旅先でもらったら、もう元気100倍よね。俺は君のために一生懸命がんばる!って思っちゃうんじゃないかな。
そして、子供を授かったエリスの嬉しそうなこと。
「わが心の楽しさを思いたまえ。産まれん子は君に似て黒き瞳子をや持ちたらん。この瞳子。ああ、夢にのみ見しは君が黒き瞳子なり。産まれたらん日には君が正しき心にて、よもあだし名をばなあのらせたまわじ。」
メヌ訳「私の楽しい気持ちが分かる?産まれてくる子はあなたと同じ黒い瞳をしているに違いないわ。この黒い瞳。ああ(あなたの旅行中に)夢にまで見たあなたの黒い瞳と同じ色よ。この子にはぜったいにあなたと同じ姓を名乗らせてね。」
ああ、なんて愛に満ちているのでしょう。こんなこと言われたらエリスを捨てる男なんてぜったいに居ないに違いない。(しかもエリスはとても美人!)

豊太郎、もう何も悩まずに一生彼女についていけよ~って思うのだけど、ここは男のプライドや友人との約束、エリート官僚として国家の役に立たねばならないという思いがあるらしく、豊太郎は葛藤するの。エリスをつれて帰ったら官僚としての道が立たれることは見に見えていたの。
そして、極めつけは相沢の策略。
相沢ー。なんてことをしてくれたのよ。お前は良かれと思ってしたのかもしれないけれど、そのせいでエリスは、エリスは~
⊂( TT __ TT )⊃うわーん

ああ、愛とはかくもほろ苦く悲しいものなり。
私はハッピーエンドを希望する。

iPadを100倍楽しむ本

著者:株式会社アスベクト

100倍はちょっと言い過ぎな気がしますがなかなかよかったです。定番アプリがいろいろと解説されていて、その使い方もばっちり載っていて脱獄の方法まで載っていたりして、この本を読みながら操作することで一通りの使い方をマスター出来た感じです。
PowerPointに慣れてしまったせいなのかKeynoteをうまく使う事ができませんでした。パワポで作ってiPadに転送して使うことになるかも。

TeamViewerなんて神の領域のアプリです。Windowsのリモートデスクトップとは違いDirectXすら普通に動きました。

いつでもどこでも、コンピュータを持歩き!
超楽しいですの。

iPad Perfect Manual

著者: 野沢直樹、村上弘子

iPadの超基本的なことが書かれたマニュアル本です。
会社の後輩が持っていたので借りてみました。てかこの子はiPad持ってないのにどうしてマニュアル本を持っているんだろう。。。これは本を貸してもらった御礼に自慢してあげなくてはいけないですの。

内容はただのマニュアルでした。公式のオンラインマニュアルで十分です。まあ初めてコンピュータを触るような人にはいいのかもしれない。が、私には不要だにゃ。全ページカラーで分かりやすかったけどね。

ちゃんと解説しておいて欲しいって思ったのがiTunes Cardの使い方。この本にもほとんど載っていませんでした。iPadを購入した時にiTunes Cardを2万円分まで20パーセントoffで買えますよって言われたので購入してみたのです。そのカードの使い方を店員に聞いたけどよく解らない回答しかしなかかったのであまり追及しなかったのですが、ちゃんと聞いておけば良かったと後悔なのです。
MACもWindowsと同じでアプリにはいろいろとお金が掛かるのですね。最初、このiTunes Cardは音楽の購入にしか使えないと思っていたのですが、どうやらアプリの購入にも使えることを発見したのです。あと本とか!
こんな事なら2万円分まで購入していたのにと今更ながらおもったのでした。

2010年7月18日日曜日

もし高校野球のマネージャーがドラッガーの『マネジメント』を読んだら

著者:岩崎夏海

初めてiPadで本を読んでみました。本屋さんで購入するのの半額だからお財布に優しいです。あと、なかなかスムーズに読めます。iPadでの読書については、別で詳しく書いてみようと思います。

さて、これを読んでドラッガーのマネジメントを読みたくなりました。著者はこれが処女作らしく、文章やストーリーがちょっと硬いかなーという気がしました。ザ・ゴールやファシリテーターみたいなすらすら感が欲しいです。でも、そう感じたのは前半だけで後半は筆が乗ってきたのか私が慣れたのか普通に読めました。

マネジメント、本当にここまでできちゃったら凄いですね。彼女は弱小野球部を甲子園まで連れて行っちゃいます。

ストーリーのなかで夕紀はどうして死なないといけなかったんだろう。初めからそれっぽい伏線はあったけど、回復して一緒に甲子園に行ってというハッピーエンドでもよかったんじゃないかなーと思うのです。あの子が死んじゃったから主人公はらしくない行動をとってるのです。もしかしたら、著者は主人公にあのらしくない行動を取らせたかったのかな。だから夕紀は死ななくてはいけなかった?だとしたら、あの行動の意味ってなんだろう。
マネージャーは真摯でなくてはならない。
と関係するのかな。そこのところをもう一度読まないといけない。

読み直してみた。
そして、ググってみた。皆さん同じ所で悩まれるようですね。
Integrity…正直、誠実、高潔、謙直

あの主人公にの行動は反面教師なのかな?
だとしたら、主人公自身による自己解決まで描いて欲しい。こうやって読者を悩ませるための作戦だったりして。。。


2010年7月17日土曜日

考え事(7)

iPad購入しました。タイピングに慣れるためにそこから投稿してみています。まだまだブラインドタッチにはほど遠いのです。

最近、「頑張って」って台詞をよく使うようになりました。でも、私はこの言葉があまり好きではないのです。
「頑張って」って無責任だと思うのですよね。例えば何か残業をしていて、先に帰る人からそう言われたとします。でも、私なら「やだ、特に頑張らずに普通にやる。」って答えたくなります。
他にも、私自身の努力ではどうにもならなさそうに思えるようなときに「頑張って」って言われたら、そんなの無理だよ。って思います。

あと、「頑張って」はうつ病の人には言ってはいけないと言われています。更に追い込んでしまうんだとか。

ではなぜそういう言葉を私がよく使うようになったのか。
実は自分でもよく分からないんですが、私はあなたのことを応援していますよっていうアピールのつもりなんだと思います。何かあなたの力になりたい。直接は無理ならせめて言葉で元気付けてあげたい。
もしかしたら自己満足なのかもしれません。言われたほうが違和感を感じているなら言うのをやめないといけないですね。

2010年7月13日火曜日

オオカミさんと○人間になりたいピノッキオ

著者:沖田 雅

万物理論で重たかったので、その反動かライトノベルが2回続きました。
この次はきっと重たいものになるはず。

注意:ここからの感想にはネタバレが含まれます

沖田さん、貴方はついにやってしまいましたね。
ライトノベルで超えてはならない一線を越えてしまいました。
そりゃー今までも、花男やカレカノでも、そういうシーンはありましたよ。でも、ライトノベルでここまで描いたのを見たのは貴方が始めてです。驚きを通り越して感動です。
今まではなんとかその一線は保ってきたと思っていたのに・・・。美少女キャラはどんなに激しく動いてもパンチラはしない的なあの空気があったのに。

って、今思えば、オオカミさんシリーズの最初の巻からそういう描写はあるにはあったし、前シリーズの「先輩とボク」でも草むらの中でそういうシーンがあったような気がしないでもないですが。

この本の読者って中学生くらいからなんじゃないかしら。
ぱっと開いたページで漢字にルビが振ってあるのは以下でした。
 →誰、狩る、普通、子猫、記憶、戻る、恥ずかしい、一瞬、曰く
もしかしたら小学校高学年くらいをも対象にしているのでは。。。
あんなの描いて大丈夫なのかしら、もしこれが漫画だったら、東京都青少年の健全な育成に関する条例の2010年改正案(否決)でアウトですよ。
7月からちょうどアニメ化されていて、『オオカミさんと七人の仲間たち』絶賛放送中だそうですの。みてないけど。

まあいいわ。筆者の沖田さん。これからもがんばってくださいなのです。この姿勢は応援していまする。


さて、私が一番感銘を受けたのは最後の章のお話。
「おおかみさんこびとの国に迷い込んでこびとたちの争いに関わることになる」の章です。
おおかみさんとヘタレの亮士くんの関係が、特に亮士くんのヘタレっぷりがもう、自分に重なって・・・
やはり、もっと包み込むような大きな存在であるべきですの!と心に誓ったのでした。
このお話では、(ハッピーエンドで終わるために)亮士くんが活躍できるイベントがあからさまに発生して、亮士くんの株を上げていました。実際、亮士くんはレアスキル持ちで、それが発動したらとってもかっこいいですしね。

ふむー、私がもっているレアスキルは。。。


2010年7月12日月曜日

お釈迦様もみてる スクールフェスティバルズ

著者:今野緒雪

マリみてシリーズの最新刊です。

柏木先輩にもあんな内面があったなんて。
やっぱり普段クールで何でも出来るように見える人でも、心の中ではいろいろ悩んでいるんですね。

ってやばい。
これ以上の感想が思いつかない。
ま、いっか。

終わり

2010年7月11日日曜日

考え事(6)

お風呂でゆったりしながら思いつきました。
私が思いつくのはお風呂の中が多いです。

明日から5時半起きでがんばろう!

「朝5時半起きの習慣で、人生はうまくいく! 」って本がよく本屋さんに並んでいるのを見ますが、まだ読んではいないです。でもなんとなくこの手のハウツー本は書いてあることが想像つくのです。

私は夜の時間をだらだらと過ごしてしまう習慣があることに気づきました。もっと集中してテキパキやる必要があります。そのために就寝時間を少し早めるのです。今の1時半~2時就寝を0時30分~1時就寝にする!

5年くらい前に通勤時間が2時間近くかかったころがありました。仕事も慣れてなかったので人一倍予習しておかなくてはその日一日上手くこなすことが出来ずに、就業時間の40分前に出社したのです。そのころは5時半起きでしたけど、楽しく過ごせていたような気がします。
人間やらねばならないってのがあると、出来ちゃうもんで、それが習慣になれば完璧なのだ。

会社の近くにあるマクドに朝8時前に入って、窓際の席でお日様を見つつホットケーキを食べてから行くのがお気に入りの習慣でした。お日様、今日も私たちを照らしてくれてありがとう。貴方の無償の愛を私はいつも受けています。って心で念じながら。

というわけで明日から朝5時半に起きてみるですー。
最初はきっと朝起きてもボーとしてやる気がおこらず、とりあえず読書とかに流れることも多いでしょうが、それはそれで良しとするのです。やっぱり2度寝したくなって結局7時に起きることもあるでしょうが、それは最小限になるようにするのです。
とりあえず、がんばるのでーす。

2010年7月8日木曜日

アイアンマン2

今日は映画みてきました。

アクション系もけっこう好きです。ヒーローさんかっこいいです。

思えば私ってナルシストな時があります。ヒーローになりたいのです。
たとえばお仕事でかっこいいメールが書けたとき、自分でも惚れ惚れして数日後に読み返してみて、一人ニヤニヤしたりします。私のおかげで事件が解決!みたいなときも、ウフフー私ってすごいって思っちゃいます。

だからかっこいい人にあこがれるのです。
私はきっと、こういう映画や本、音楽に刺激を求めて、恋愛では安らぎを求めるタイプなのです。

あと、この映画のコンセプト。
軍事産業なんだけど、そこで得た技術を使って、人助けをし、テクノロジーの力で無限のエネルギーを得る。
無限のエネルギー!! 人類の夢なのです。

考え事(5)

最近、読者の目を無意識に感じている私を発見しました。これは良くないことです。
このブログでは、読者さんは気にせずに私は好きなことを適当に書こうと決めているのです。
って言っても読んでくださっている人は数人の私の貴重で大切なお友達なのですが。

そもそも、ここでは、
私が本などを得た知識、理解したこと、感じたことを私が再出力することに意義があるからです。
「本を読んで考えないのは、食べて消化しないのと同じだ」というバークさんの名言にあるとおり、人は理解した後にそれを自分自身で考えなくてはなりませぬ。
自分で考えたことは血と肉になります。語彙が増えて、思考や性格を形作る一つになるのです。
だからこそ、一度吸収したものをアウトプットすることが必要なのです。
昨日、この本は面白いけれど読み終わってしまったら感想を書かなくてはならない。それはちょっとイヤだなーとかって思ってしまったのです。
そりゃーもちろん読んだすべての本の感想を書いているわけではないですが。たとえばBLとか・・・

ちゃんと思ったことを素直に書くのです!

2010年7月6日火曜日

THIS IS IT

CAST:マイケル・ジャクソン

むー これは!!
愛に満ちています。

舞台を見たーいって思ったです。
クラシックで例えるなら、マーラーの第8番や、バッハのマタイ受難曲くらいの壮大さ。

マイケル・ジャクソンかっこよすぎる。彼の愛はとっても広い。全地球を包み込むような広大な愛のパワーですの。
ファンになったかも。
50歳とは思えないような若々しさ。

この映画をより楽しむためには過去の作品をちゃんと見て、歌詞も意味が分かりながら聴けるようにならないとですね。
過去の公演のDVDってでてるかなぁ~。

こうやって感想文を書いていても、感嘆符が並んでしまうだけで、感想らしい感想がでてこないのですが、とにかくよかったのです。

一歩引いた目線から眺めてみるならば、彼の曲作りはとても冷静に見えます。観客がどうやったら楽しめるか。観客がどう感じるかをいつも考えて、演出や曲作りをしています。だから私にはオーケストラの指揮者のようにも見えました。
自身も歌やダンスも当たり前のように上手くて、しかも周り全体の雰囲気をメインに考えている。周囲の人たちの意見も聞いて、共演者たちの個性も引き出して、みんな一緒になって作り上げていこうっていうムードを作り、楽しそうに舞台を完成させていく姿も大人ぽくて素敵なのです。

DVD買ってよかった!


夢をかなえるゾウ (3)

むー眠い。しかし、書く!

ガネーシャの課題の続き。

身近にいる一番大事な人を喜ばせる
→久しぶりに帰省してみた。やっぱ一番身近な人といえば育ててくれた家族よね。
おばあちゃんにお土産もっていったら喜んでくれたし~、妹にお土産もっていったら、なんか気持ち悪がられたけど、ありがとうって言ってたw
顔を見せて元気ですよーって言うことが大切なのだ。

誰か一人のいいところを見つけてホメる
→むー 明日チャレンジ!

人の長所を盗む
→まずは人の長所を見つけないとなぁ。。

求人情報誌を見る
→そういうサイトに登録してみることをココに誓おう。

お参りに行く
→キライじゃないです。しかし、お祈りすることが無くて困る。
 そういうときは大抵、「世界が平和になりますように」とか祈ってみたりする。
 もうすぐ七夕、短冊に書くなら、世界中の織姫と彦星が楽しく過ごせますように かなぁー
 ちなみにあの二人は夫婦だ。恋人にあらず。

人気店に入り、人気の理由を観察する
→日曜日に母と妹とショッピングに出かけて、お昼は天王寺の中華屋さんに入った。料理はめちゃくちゃ美味しかったんだけど、水がいけてないことに気づきました。味が濃くて辛いものとかもあるのに、水差しはテーブルに無くて、コップは小さいのです。何度も「お水ください」って言いにくいやん。お水にはレモンの香りが入っていて気を使ってるような雰囲気をだしているけど、あれはダメダメだと思った。
って人気店のダメなところを探してどうする。
いいところは料理が美味しかったところくらい?

プレゼントをして驚かせる
→ お土産ということで。

やらずに後悔していることを今日からはじめる
→字が綺麗になりたいこと?

サービスとして夢を語る
→うぬー

人の成功をサポートする。
→やっぱり愛かしら?でも愛ってなんだ?

応募する
→私にある隠れた才能ってなんだろ~。
 応募はそれを発見するためにするわけだが、何を応募してみようか。

毎日感謝する
→感謝しながら生きることはなかなかいいことだわさ。


私は基本的にクラシック音楽しか聴かないの。
今日は聴いたのはショスタコービチの交響曲1番、3番、10番 モーツァルトのピアノ協奏曲21番、27番だった(通勤時間)
職場の人からはポップスも聞けーって言われて、ちょくちょくお勉強中。
そんな中で、「おー これいいかも」って思ったのがSEAMO。その中でもContinueという曲が気に入った。そして、wikiでSEAMOを調べていたら、なんと、Continueってドラマ「夢をかなえるゾウ」の主題歌じゃないか。すごい偶然!ますます気に入った。
ラップは難しそうだけど、カラオケで歌えるように練習しようかなぁー。


2010年7月4日日曜日

万物理論 (完)

読み終わりました。
とてもすばらしい本でした。SFに目覚めそうです。
万物理論ってタイトルは著者が付けたものではなくて、訳者が付けたものだったんですね。原題は「ディストレス」です。ディストレスは本の中に出てくる原因不明の奇妙な病気の名前。たしかに全体を通してストーリーを見直して見ると、すべてはディストレスを中心に動いているようにも見えます。でも万物理論のほうがタイトルとしてはいいですね。

物語の後半で主人公(男性)とサブキャラ(汎性)とのベッドシーンっぽいのがありました。汎性は外科手術で男性でも女性でもない(だけど中性でもない)状態になった人のこと。性が伴わない愛について、この著者の意見は一考に値します。分析せねば!

まだまだ1回読んだだけではよくわからない単語がたくさんありました。この本はもう一度読み返さなくてはいけません。新たな世界が開けそうです。

メヌ教も一歩前進です。

万物理論 (4)

著者は物語の中で未来技術をいくつか登場させているのですが、そのなかにiPadのような情報端末と超高速モバイル通信があります。
この2つは現実世界でもまさにここまで進化すると思います。第四世代携帯電話や次世代WiMAXで数百Mbpsの帯域が確保されるだろうし、iPadを進化させた端末もきっとでるでしょう。そういう世界では在宅勤務があたりまえになり、会社に出勤する必要性が薄れてくるに違いないです。経済産業省が試算している温室効果ガス削減計画も、この在宅勤務や高画質テレビ会議があたりまえの世界を前提にしています。
2020年にはそういう世界を実現させようとしているんだったら、東京~大阪のリニア(2040年開通予定)って要らないのではないかって思えてしまいます。あれは莫大な消費電力とレアメタル、大量の鋼鉄とコンクリートでできた大深度トンネルであり、地球環境にはあまりやさしくないものに見えます。このSF世界では藻類から人口的に石油を作り出す技術が開発されているので、そういうものがあってもよいのですが、私たちの世界ではいらないんじゃないかって思ってしまいました。ITのおかげで利用者数が減るなら、今の新幹線で十分!リニアを引くなら東京~成田とか、梅田~関空みたいな局所的な使い方のほうがいいのでは。

万物理論 (3)

モサラの提唱する万物理論は純粋数学を前提にしていて、宇宙定数は無関係である?
このあたりがどうもよくわからないのです。
モサラの万物理論のイメージがつかない。SFの中で出てくる架空の理論だから、実際には存在はなしないのですが、著者のイメージしているものをつかみたいとは思うのです。

ところで、私の素朴な疑問。
もし現実世界で万物理論が完成したとしたら、不完全性定理との関係はいったいどうなってしまうんでしょう。
まず万物理論は明らかに自然数論を含むと考えられます。そして、この自然界に働く4つの力を包括的に説明できる理論なわけですから、それは4つの力の存在を前提とした公理系になるのではないかと思うのです。この宇宙は無矛盾であると思われます。これって第一不完全性定理の条件をクリアしてしまうのではないでしょうか。
そして第二不完全性定理より、この世界ではその無矛盾を証明することはできないことになります。こうなると万物理論はパーフェクトな理論ではないことになり、永久に完成することができない理論ということになってしまう?
さて、このあたりをきちんと解説してくれている本はないものか。

2010年7月1日木曜日

万物理論 (2)

量子力学のコペンハーゲン解釈を知ったとき、自分自身が神になったような気になりました。
あれはたしか「量子進化」という本の中でです。
もちろん、そんな思い上がりは数日で醒めて、その後普通に人間として生活していますが、あのときの感動は忘れません。

万物理論には≪人間宇宙論者≫というのが出てくるのですが、彼らの考え方は神を自覚した私にかなり近いと感じました。
彼らは私のように自分から神になるのではなく、万物理論の真の理解者を神に選んだようです。
(まあ、筋は通っているし謙虚でよいです)
だから彼らの考え方がとてもよく理解できるのです。

人間を神にしたラノベに涼宮ハルヒシリーズがあります。考え方がなんとなく似てるような気がするけどハルヒのほうが出版年は1年早いので、きっと偶然です。ちなみに私は、ハルヒの世界設定元ネタはアーサー・クラークの「地球幼年期の終わり」であると確信しているのですが、どうなんでしょう。

万物理論を読んでいて、神の概念が少し明確になりました。私は今のところどの宗教も信仰していませんが、あえて言うならメヌ教と言えます。メヌ教がどういう宗教なのか、メヌ教の神はなんなのか、それはまだ私自信にも分からないです。
結局のところ独我論に繋がる何かなのかもしれません。

万物理論もやっと半分まで読めました。ここから物語はクライマックスに入っていくでしょう。
とっても楽しみです。

万物理論 (1)

著者:グレッグ・イーガン

今までずっと読みたいと思っていた本です。ついに挑戦してみることにしました。
600ページくらいで文字びっしりのなかなか手ごわそうな本です。

本って読む前と読んだ後では、自分の中で何か変わるものがあります。この本では読む前から大きく変わるんじゃないかなーという予感がありました。
なんと言ったってタイトルが「万物理論」ですよ。こんな大それたタイトルを付けれるなんてすごい度胸です。

読み始めてかなり最初のほうで、超ひも理論が「古典的な」と形容され、一蹴されていました。でも読んでいくと、この著者が想定している万物理論は、基本的には超ひも理論の境界条件とそれほど離れてはいないように思えました。もうちょっとゲージ理論に近づけたようなイメージ?

物語はしょっぱなからすごいSF世界を見せ付けてくれます。内容が濃いです。最初の100ページは万物理論はほとんど出てこなくて、この未来世界感の説明みたいな章なのですが、それがすごいのです。現在の最新科学の延長上にありそうな世界で、人々を生々しく描いています。
この最初の100ページに使われているネタだけでライトノベルが10本くらいかけそうなくらいです。
知っている内容ではワクワクしますし、知らない内容では勉強になります。
どの内容もきちんと裏づけがあって書かれているように思えます。
たとえば以前、脳科学について書かれた本で「脳の発育と自閉症についての最新の研究」みたいなのを読んだような気がするのですが、この物語ではそういう成果が当たり前になっている世界を描いてありました。
読んでいてどんどん引き込まれます。

100~200ページ目くらいまででは、一転して社会学っぽいことがテーマとなります。人間の行動様式です。
私はこのあたりの分野は苦手で、読んでいてもよく分からなかったです。こういうのに詳しい人が詠めば楽しめる内容なのかな。

そして200ページ以降あたりから、やっと万物理論が物語りの中心になってきます。
が、それはまた次の感想に。


2010年6月27日日曜日

字がうまくなる「字配り」のすすめ

著者:猪塚恵美子

先日、名前と住所をすごく綺麗な行書体で書いている人を見ました。
めちゃくちゃかっこいい!って心の中で感動してました。

私の字はどんな感じかというと、小学生ですかと言いたくなるくらい下手ですの。
当然手書きの文字は苦手です。子供のころから「手書きしなくてもいい業界で生きてやる」という思いがあり、おかげで完璧なブラインドタッチです。文字変換ミスさえなければ、話し言葉と同じスピードで議事録をタイプできます。

でも悲しいかな、IT業界に入っても手書き文字は不要になりません。むしろますますその重要性が目に付きます。
たとえば、会議の席。自分の言いたいことを前のホワイトボードで、ぱぱっと書けるようになれれば、どんなに素敵なことか。言葉でずらずらと説明するよりも、それをメリット・デメリット等に整理して図示できれば説得力が圧倒的に違うのです。しかし字が下手で漢字も書けない私は前にでてホワイトボードを使うことを躊躇していまいます。ネットワーク構成図とかならOKなのですがそれ以上の文字がたくさんあるものになってくると・・・

そうです。私は漢字もダメダメです。漢字テストで今まで何回0点を取ったことか(ノω・、) ウゥ・・・
識字障害なのではないかとすら思ったことも・・・
ですが、あのころは漢字なんてかけなくても生きていけると思っておりました。そして、今は無理だと痛感しております。日ごろメールはたくさん書くけれど、コンピュータなので漢字はまったく覚えません。
なんとかして日常的に文章を書く習慣を身につけて漢字を書けるようになり、文字も見苦しくない程度には手書きできるようにならなくてはなりません。

今までも何度もそう思ったことはありました。お手本の字が書いてあって、それをなぞれば上手くなる的な練習帳をやってみたこともありましたが、続かないのですよね。1週間くらいで挫折してしまうのです。確かにあれを続けれれば字が上手くなるのかもしれませんが、続かなければ意味がないのです。

そこで最近は「意中の人へのラブレター」を書くのはどうだろうなんて考えていたりします。これなら一字ずつとっても丁寧に書くでしょうし、その人への想いがある限りは長続きしそうです。

はっ(* ̄□ ̄*;
一般論としてのアイデアですヨ。

以上、前置きです。

今回の本は文字の配置や大きさ、行間、ちょっとした注意みたいなのを意識することで字を上手に見せましょうという主旨が書かれた本です。個々の字が汚くても、それらが整っていれば全体としては綺麗に見えます。お手本をなぞって練習して上手くなるよりかは実用的に思えました。実際、そこまでプロフェッショナルな字が書けなくてもいいわけですしね。

本についての感想終わり。

さあ、字の練習しよ。

夢をかなえるゾウ(2)

ガネーシャの課題に対する近況について。


毎朝、全身鏡を見て身なりを整える
→昨日、全身鏡を購入。

「私が得意なことってなあに?」と人に聞く
→よく分からないといわれた・・・

自分の苦手なことを人に聞く
→私は少々気分屋さんで、感情的になることがあるそうです。
 まあ自覚はありまする。
 裏を返せば、まじめで一途ということで!

夢を楽しく想像する
→会社の週報に夢を投稿してみた。まあ反響は悪くないようですの。

運が良いと口に出して言う
→なかなか難しいですの

ただでもらう
→Oさん、いつも私に飴をくれてありがとう!
 とっても幸せです♪

明日の準備をする
→やばい、あんまり出来ていないです。
 私は何でも先延ばししてしまう性格がある。
 なんとかせねばな~。


2010年6月24日木曜日

ソードアート・オンライン2

著者:川原 礫

昨日の夜は眠る気になれませんでした。
こういうときがたまにあります。眠いんだけれど今日は寝てはダメだと感じる日が。
そんなとき、気を紛らわせるためにお気に入りの本を読みます。

たぶんその日1日の楽しみが足りないときにこんな気分になるのです。不完全燃焼。やりきった感がない。ちょっぴりストレス。何も新しいことをしなかった日など。

だからそういう現実逃避に面白いを読むのです。本当はお勉強の本や新しい本を読んだほうがいいとは思うのですが、そういう本って読んでいると目が覚めてしまうことがあるのです。夜に読む本でそれは困る。

結局お気に入りのラノベに手を出しました。ちょっとだけ読むつもりが気が付いたら結局1冊全部読んでしまいました。おかげで今日はちょっぴり寝不足です。

主人公のキリト君はかっこよくて優しい人です。ぜったい惚れます!こんな人が彼氏にほしいです。
以前、読んだときはここまでかっこよく感じなくて、むしろストーリー展開に燃えたのですが、特定の主人公に傾倒して読むのも悪くないですね。
この感じで他の巻も読み直してみたくなりました。

2010年6月23日水曜日

はじめての<超ひも理論>

著者:川合 光

超ひも理論の概要くらいはきちんと理解しておかなくてはならないと思い、読んでみました。
しかし、半分も理解できなかったです。

超ひも理論はこの宇宙のすべての法則を統括する候補とされているものです。
万物の理論の候補です。
SF小説で万物理論という本があるのですが、もうすぐこれを読もうかと思っております。
その前に知識として現在の万物理論の最有力候補となっている理論を理解しようと試みてみました。
ですが、ダメでした。

素粒子物理学の全体を見通すためのロードマップとして、良い本です。
もっと詳しく理解したい。

超ひも理論って行列式で書き表すんですね。これは厳しいです。この本にでてきた数式もまったくちんぷんかんぷんでした。そういえば高校のころ数学Cはダメダメでした。今後、数十年以内に万物理論が完成したときには、その数式は私に理解できるような簡単なものになっていればいいのですが。


<読んでいて疑問点>
・超ひも理論は加速器実験では確認不可能ということだけど、それをどうして理論が正しいって言えるんでしょう。ただ数学的につじつまが合うように数式をコネコネしているだけ?
・収縮状態にある宇宙でも、なぜエントロピーが増加するのか
 →熱力学からお勉強し直しな予感

<疑問を解消するためのお勉強候補>
・大統一理論を知らねば。
・加速器による実験の仕組みを理解せねば。
・Dブレーンってなぁに
・真空のポテンシャルエネルギー・・・

<上記とは別で、追加で読みたいなーと思った本>
・物理学はいかに創られたか
・物理法則はいかにして発見されたか
・科学は不確かだ!

この手の本は買ってもコレクション的に並べるだけになってしまいがちなので、注意が必要なのです。
まあ、安いからいいけど。

頭のいい人の短く深く眠る法

著者:藤本憲幸

3時間睡眠で過ごすための方法がかかれた本です。

この著者は誰でも訓練すれば睡眠時間は3~4時間で十分であると言っている。
いっぽうでwikipediaの睡眠の項目を読んでみると、以下の記載がある。
--------------------------------------
・稀にではあるが、遺伝的に睡眠時間が短い人間は存在する。
・後天的に睡眠時間を縮めてコンディションを維持することについて、多くの睡眠専門医は不可能だと述べている。(短眠関連の本を書いている著者のほぼすべては、睡眠専門医とは全く関係のない人である。本には机上の空論が多々見られる。)
--------------------------------------

どっちが正しいの~っと突っ込みたくなります。
これはもう自分でやって見るしか方法はないですね。
この本に書かれたとおりにやってみて、体調を維持できれば、この本が正しいか私が遺伝的に睡眠時間が短くても済む人であるということであり、不調であればこの本が間違っているか、私のやり方がまずいのか、意思が弱いのかのどれかです。

って結局真実は分からないわけですが、まあ私が良くなればそれでいいわけです。

一応、この本でも医学的根拠っぽいことが前半にずらずらと書かれていたりします。的を得た内容もいっぱいあって、怪しそうなところもいくつかあります。
この著者さんはTVでは記憶術で出演しておられますし、ブログを見る限りでは第一線で活躍されている人なのです。ヨガでも有名な人です。この本でもヨガっぽい呼吸法が紹介されております。

本の構成は少々嫌い。全部で220ページのうち、最初から170ページまでは前置きで具体的な短眠法がかかれてないので、そこまで読むのが少しだるいのです。速読万歳。
そしていざそのページまできてみると・・・・

こんなのできるわけないじゃない!っておもた。

そして195ページ目からはあとがきっぽいものになった。
内容が薄いですヨ。

さて、ポイントは170~195ページまでのやつを実行できるかどうかです。
うーむ。悩ましい。


2010年6月20日日曜日

夢をかなえるゾウ(1)

著者:水野敬也

私は自己啓発本はあまり好きではないのですが、この本だけは別です。

自己啓発を出来ない人の立場で、それが出来るようになるにはどうすればいいか一緒に考えてくれています。ときに厳しく叱咤してくれたり、ところどころに笑いの箇所もあり、すばらしいのです。

この本に書かれている課題をなるべく実行するように心がけてはいるのです。最近特にそんな感じなので、改めて読み直してみています。
この本は一気に読むのではなく何日にも分けて読むべきなので、読書日記も3回くらいに分けて書いてみる。


●ガネーシャの課題 実行リスト(1)

靴をみがく
→OK

募金する
→OK

腹八分目にする
→私はちょっとスリムすぎる気がするけど・・・

人が欲しがっているものを先取りする
→ムズイ

会った人を笑わせる
→まだ無理。

トイレ掃除する
→OK

まっすぐ帰宅する
→OK でもちょっと微妙

その日がんばれた自分をホメる
→まあ OK

1日何かをやめてみる
→最近ネトゲーを控えています

決めたことを続ける環境を造る
→自炊がんばる!


2010年6月18日金曜日

国際競争力を作るグリーンIT 追記

経済産業省のページを調べてきました。

どうやら削減量の単位に電力以外のエネルギーも持ってきて、それをあえて電力換算に変換しなおして、試算しているようです。
LED電灯や次世代交通システム、在宅勤務、エコカー等等によるエネルギー削減効果が数字に入っていました。これらそれぞれに対してフェルミ推定で削減されるエネルギーを出したっぽいです。
日本の全エネルギー消費のうち電力が占める割合は大体30%くらいです。なので、グリーンITによるエネルギー削減効果は改めて計算しなおしたら10%ほどでした。
2025年までに25%削減しないといけないんですが、これじゃあぜんぜん足らないですね。
やはりCo2削減は鉄鋼業界・セメント業界にも、もうちょっとがんばってもらわないといけない。

さて、他にもいくつかグリーンITの技術がありましたが、私はどれをしようかな。どれならできそうかな。

2010年6月16日水曜日

国際競争力を作るグリーンIT

著者:野村総合研究所

私はITでエコを実現できるか半信半疑です。

本の中に興味深いグラフがありました。
2025年にはグリーンITによる効果で消費電力を4900億kWh削減できるという。
4900億kWhっていう数字がどれくらいかイメージがつかないので調べてみました。

 1990年の日本の年間消費電力量 約7000億kWh
 2005年の日本の年間消費電力量 約9000億kWh
  (経済産業省のエネルギー白書より)

だとしたら、2025年はこのペースで増えれば、11500億kWhくらいでしょうか。
それが4900億kWh削減されるとしたら、なんと57%削減!
それはすごすぎます。

ですが本当にできるのでしょうか。実現可能な技術的裏づけがないと信用できません。
本の後半では具体的な技術をいくつか紹介してありましたが、それでは消費エネルギーを半減できるとは思えません。4900億kWh削減という数字はどこからでてきたのか。経済産業省のグリーンIT推進評議会とかいうところが出した数字だそうなので、後でじっくりと調べなくてはいけませぬ。

こんな夢を見せられたら期待してしまいます。
もしかしたら人類に未来はあるのかも、私がそれの役に立てる場所はあるのかも、と思ってしまう。

「場の空気」が読める人、読めない人

著者:福田 健

私はどちらかというと、場の空気が読めない人かも?
いやむしろ、空気を感じてもそれへの適用方法がわからない人なのかも。なら場慣れすればいずれはうまくなるかしら。

この本ではいろんなシーンを具体的に例を出して、それに対して、場の空気が読めない人の発言例を紹介
それに対して、空気を読める人ならこういう受け答えをしますってことがたくさん書いてありました。

日本語がやさしいのでついつい速読してしまい、あまり印象に残らなかったのが残念。
読み終えたあとの最初の感想としては、「例ばかりはいいから理屈で説明してよー」って感じでした。でも考えてみたら実際にそういうシーンになったら理屈なんて考えるまもなく何か答えてしまうわけで、もっともっと実例に触れるのがよいのかもしれないですね。
だとしたら、この本の正しい読み方は、そのシーンにまさに自分自身が立っていると想定して、自分ならどう受け答えするかを常に考えながら読むこと だったのかもしれない。

とはいうものの、私のポリシーは一度読んだ本は「よっぽどすごい本!」って思わない限り、すぐに読み返しはしないってことなのです。最低でも1ヶ月は本棚行きですの~。

ところで、幼年期に両親の愛情を受けて育った子供は周りの人の思いに敏感で感受性が強くなるって脳について書かれた本で読んだ記憶が。私は・・・

!!!!!
過去のことは悩まないのです。今後もっと幸せになろう!

2010年6月12日土曜日

世界の中心で、愛をさけぶ

著者:片山恭一

この本は4年くらい前に購入して、今までずっと放置されていました。
愛について書かれた本は胸が痛くなって読めないのです。

で、最近ちょっと恋愛モードになり、恋の病でリアルに胸が痛くなり。

だからこそ、愛とは何かを勉強しようと思い、この本に手を出してみました。
リアルな恋の病に比べたら、本を読んでいる間に主人公と自分を重ね合わせて感じる一時的な恋なんて、たいしたことないのです。

ただ、この本は「愛」というよりも「死」についてがメインテーマですの。
愛とは無償の行為だから、死が絡むと純愛っぽいのかも?

さて、私はもっと愛について知らねばなりません。
純愛と言われる物語を読もう。

2010年6月11日金曜日

チャット恋愛学

著者:室田尚子

5年前に読んだ本でしたが、もう一度引っ張り出してきて読み直してみました。

5年前の私は、戒めを感じながらこの本を読んだ記憶があります。
でも今回は、何当たり前のこと書いてるの~、そんなの本に教えてもらわなくても理解しているよーって感想ばかりでした。
成長したってことなのかな。

この本は、お互いに面識の無いもの同士がチャット恋愛に陥る仕組みや、チャットにおける擬似人格について述べられていました。そして、チャットではなく本物の恋愛をしなさいとも。
昔、この本を読んだとき、チャット恋愛から失恋したばかりだったので、なるほどーって目から涙(ウロコ交じり)を流して、今後の私がするべきことを理解しました。

チャットの人格は偽者なのです。本来なら内向的で気の弱い私ですが、文字の世界ではまったく逆になることも可能でした。でもそれはこうありたいっていう希望から生まれた偽者の人格で、生きてお話している私ではないのです。

今までネットの中の世界に生きてきたので、いきなりそこから抜けるのは不可能だと自覚はありました。そこで、チャットをやるにしても、生きている私とチャットの私は、一致していなくてはならない。
おろおろ度とかは多少チャットのほうが緩和されるだろうけど、真の部分は同一であろうと思いました。

読み直してみて、知ってることばかりだったので、面白くはなかったけど、まあ悪くないかなーとも思いました。

さあ、この本はもう用無しです。
捨てよう。

2010年6月10日木曜日

アクセル・ワールド5 追記

再び書きたいことが思いついたので、再投稿

この本の主人公のハルユキ君は私ととっても似ている気がするのです。
特に好きな人の前ではガチガチに固まって思考停止してしまうところが!
本を読んでいるときなら、そこまで固まるか~って思えるような描写でも、いざ私自身がそういう場面になったら文字通り蒸気をプシューって噴出して固まってしまい、彼と同じになります。

どうしたらいいかわからなくなってしまい、嫌われないように何か会話をしようと考えるんだけれど、それは空転してしまい・・・
ハルユキ君の場合はそこがまた可愛かったりもするんですが、私の場合は

むきゃ~~

2010年6月9日水曜日

黄金の王 白銀の王

著者:沢村 凛

この本はネットゲームのお友達から推奨されました。
発行が2007年の本なのにアマゾンで買おうとしたら、新品は品切れでした。追加で印刷してもらえてないみたいです。かわいそう。
仕方なく中古で購入。私は本は新品派です。
でもビジネス書やハウツー本なら電子書籍でいいかもしれない。来年あたりにキンドルという電子ブックが日本上陸するらしいので買ってみるかもしれない。

内容はなかなか感動的なお話。人の内面や苦悩をよく表現できています。
でも、なんだろう。一歩外から眺めてしまうのです。神の視線から見てしまうというか。
主人公に共感しきれない。 主人公が生まれながらの王様だからかもしれません。庶民の私には遠い存在の人だからでしょうか。

そしてブックカバーに描かれていた女の子っぽい人物は物語の中にはまったく登場せず!
意表をつかれましたん

アクセル・ワールド5

著者:川原 礫

この人のお話はどれもスピード感がよいのです。

次々とテンポよく展開されるシナリオ。
お決まりポイントはしっかり抑えてあり、萌えやギャクも織り交ぜて、盛り上がる場所、感動シーンもちゃんとある。ライトノベルとしてパーフェクトなのです。

今回のお話では、未来のテクノロジーもいろいろ出てきて、軌道エレベータや極超音速旅客機、CAS冷凍のピザなどなど、こんなの実現したらいいなーという夢とともに読めました。この時代でもスーパーコンピュータの消費電力が莫大なのには笑いました。

この人の本の次の発売日は8月10日。
いつも読み終わったあと待ち遠しい~。

2010年6月6日日曜日

『論理哲学論考』を読む (1)

語りえぬものについては、沈黙せねばならない

「論理哲学論考」を以下、「論考」と省略して呼ぶことにします。

ウィトゲンシュタインはこの本を書いたのは29歳のときです。
私より少し年上です。
29歳のウィトゲンシュタインが目指したのは、あらゆる哲学問題を解決することでした。そして、これにたいしてこう述べています。

「本書に表された思想が真理であることは侵しがたく決定的であると思われる。」

すごい自信ですね。本人は20年後くらいの著書のなかで、「論考」は間違っていた。と言って新たな本を書いているのですが、この気持ちは次の本の中にも受け継がれているように思えます。
また、「論考」のすべてが誤っているわけではなく、その誤りに気づいて、次の著書「哲学的探求」で示されたことを理解することがウィトゲンシュタイン哲学を理解したことになると思います。

では、「論考」はどうやってすべての哲学問題を解決に導いたのか。
すべての問題の解決とは、ある意味「悟り」の境地です。

ウィトゲンシュタインは思考の限界について考えました。

「人はどれだけのことを考えられるか」

ここで野矢さんは、「論考」全体はきわめて単純な光に貫かれている。 と書いています。
しかしここではその単純な光を提示してはいません。
あえて言うなら、上記の問いの答えを導く過程が光であるというような書き方。

人がどれだけのことを考えられるか の答えが出てしまったら、それは悲しいことなのかもしれない。今まで考えていた哲学問題は実は思考不可能なことだった で片付けられてしまうかもしれないからです。
ちなみに哲学問題とは、「人生の意味とはなにか」「なぜ私たちは存在しているのか」「私たちは何を目指すべきなのか」「倫理とはなにか」みたいな感じだと思っております。
こういう問題が実は思考の限界を超えたものに対する問いだから、どんなに考えても無意味である、答えはでないものなのだ という解決策を提示するのです。こんな悲しいことはありません。

この点に関してウィトゲンシュタインの考えを支持できるかどうか迷っています。その証明が完璧なものであれば受け入れざるをえないでしょう。
しかし、ウィトゲンシュタインが「論考」の考えを一部否定しているのはある意味救いであります。
ホーキングの最新の著書「ホーキング、宇宙のすべてを語る」の最終章で、ホーキングはこう述べています。

これまでほとんどの科学者は、宇宙が投げかける疑問を説明する新たな理論を作り上げることに専念しすぎてしまいました。~中略~その結果、科学は哲学者にとって、そして一部の専門家を除いて誰にとっても、あまりにも技術的で数学的になりました。哲学者は彼らの探求範囲を減らしてしまい、二十世紀において最も有名な哲学者であるウィトゲンシュタインは「哲学者にとって唯一残された仕事は言語の分析である」と述べています。アリストテレスからカントまでの哲学の偉大な伝統からの、何という落ちぶれぶりでしょう!

私はホーキングのこの考え方を支持します。哲学者は科学を理解してその内容において議論しなくてはなりません。言語の殻に閉じこもるべきではないのです。

一方で29歳のウィトゲンシュタインは悟ったわけです。その悟りも理解しないわけにはいきません。「論考」を理解してそれの超えた先にホーキングの夢の回答を語れる何かがあるように思えます。


話を元にもどしましょう。

「人はどれだけのことを考えられるか」に答えをだすことが「論考」の目的です。
「論考」からの引用をします

本書は思考に対して限界を引く。いや、むしろ、思考に対してではなく、思考されたことの表現に対してと言うべきだろう。というのも、思考に限界を引くにはわれわれはその限界の両側を思考できねばならない(それゆえ思考不可能なことを思考できるのでなければならない)からである。したがって限界は言語においてのみ引かれうる。そして限界の向こう側は、ただナンセンスなのです。

思考不可能なことを考えることができない というのは良いです。
言語の限界なら考えることができる。 というのもまあ良いです。
思考の限界と言語の限界が一致するというのはいささか疑問です。後々の章で、ウィトゲンシュタインはこれが一致すると明言するのでそれに期待するとしましょう。


「およそ語られうることは明晰に語られうる。そして、論じえないことについては、ひとは沈黙せねばならない。」
という言葉の最後に「ひとは沈黙せねばならない」と命令形であります。これは哲学的に語りえないことだから沈黙するしかない ということを言っているだけではなく、語りえず、ただ示されるだけのものもあるという意味だそうです。
語ることはできないけれど、沈黙のうちにこそ受け入れなくてはならないものがある。ウィトゲンシュタインはそれは、「論理」と「倫理」であると言う。これについても次以降の章で詳しく説明されるでしょう。

『論理哲学論考』を読む (0)

著者:野矢茂樹

この本は以前からじっくりと腰をすえて読まねばならないと思っていました。
数時間で読んでしまうにはあまりにも難しく奥が深いのです。
時間をかけてじっくりと消化して読まないといけないのですが、あまり時間を空けると前回の内容を忘れてしまうというジレンマに陥ってしまいます。
それを防ぐには、理解した内容のメモを取り、自分なりにノートにまとめることです。
これから、それをしていくことにしましょう。

論理哲学論考 とはウィトゲンシュタインが書いた本です。
その序文の有名な言葉。

「およそ語られうることは明晰に語られうる。そして、論じえないことについては、ひとは沈黙せねばならない。」

この言葉にこの本の中身が詰まっています。
これの意味を真に理解することがこのノートの目的です。
『論理哲学論考』を読む は「論理哲学論考」をわかりやすく解説してくれた本です。
が、それでもまだ難しい。

この本は全部で14章あります。
これから最低でも14回に分けてノートをとっていくことにします。

ノートには、「論理哲学論考」のまとめではなく、私が思ったことなどもたくさん書き込まれることになります。

私のノートを読んでも「論理哲学論考」を読んだことにはなりません。
哲学とは自分自身で考えないと意味がないのです。ある人の思想を他人が解体した物を読んでも、それは哲学ではありません。哲学とは自分自身で解体する行為そのものであると思います。
では、うまく解体できることを目指して、ページをめくることにします。

2010年6月5日土曜日

現在の未読書一覧

購入したけどまだ最後まで読みきってない本をリストアップしてみました。
カッコ内のパーセントは読んだ割合です。

思考の整理学        (10%)
哲学塾           (50%)
フリー           (15%)
哲学的探求         (10%)
ラプンツェルの翼Ⅳ     (0%)
青色本           (3%)
ウィトゲンシュタイン「私」は消去できるか (80%)
西田幾多郎<絶対無>とは何か (50%)
20歳のときに知っておきたかったこと (40%)
ウィトゲンシュタイン入門  (90%)
哲学がよくわかる辞典    (1%)
意識する心         (0%)
自由は進化する       (10%)
解明される意識       (0%)
国際競争力を作るグリーンIT (5%)
LOVE理論          (30%)
論理トレーニング      (7%)
宗教論           (2%)
哲学航海日誌        (1%)
新規事業は「環境ビジネス」で仕掛けなさい! (0%)
万物理論          (0%)
ジャストボイルド・オ'クロック (2%)
「論理哲学論考」を読む    (20%)
花守の竜の叙情詩       (20%)
終わりのクロニクル1上    (1%)
世界の中心で愛をさけぶ    (0%)
我輩は猫である        (3%)
DRAGON BUSTER 01      (40%)
武蔵野            (0%)
嵐が丘            (0%)
坂の上の雲 一        (10%)
リヴァースキス        (5%)
武士道            (30%)
草迷宮            (0%)
みんなのヒミツ2・3     (0%)
神様のメモ帳4        (0%)
海辺のカフカ上下       (0%)

そして、昨日また2冊新しい本をアマゾンで注文してしまいました。
本は購入した直後が一番よく読めます。
そこから時間がたってしまうとどんどん読めなくなります。
気分を新たにして読み始めなくてはなりません。

2010年6月2日水曜日

超訳 ニーチェの言葉

著者:フリードリヒ・ヴェルヘルム・ニーチェ
編訳:白取春彦

最近世間ではニーチェ ブームだそうです。本屋さんでニーチェの本がいっぱい並んでいます。その中で一番売れ筋らしいやつを買ってみました。
私とニーチェとの出会いは大学2回生のときです。本の名前は「ニーチェ・賢い大人になる哲学」。この本は何十回も読みました。ニーチェのすばらしさを始めて知った本です。その後「ツァラトゥストラ」や「道徳の系譜」「悲劇の誕生」あたりを読んでみたような気がするようなしないような。
やっと世間一般はニーチェのすばらしさに気づいたのです。

「超訳 ニーチェの言葉」は訳が超訳でした。ニーチェさんは100年くらい前の人なので、用語が難しいのです。哲学者全般がそうですが、現代では使われてないような意味で単語を使うので、よくわからなくなる。この本は徹底的に現代語に直されています。「ビジネス」「上司」「会社」みたいな単語に翻訳されています。元はなんだったんだろうととても気になるけど、正確な出展元までは書いてないので、調べるのは大変そう。

この本はニーチェのすばらしさがわかるとってもいい本なのですが、ちょっと残念でもあります。ニーチェは今まで私だけのニーチェだったのに、これで世間一般の人がニーチェを知ってしまう。少なくとも今まで私の周りでニーチェって言ってわかる人はいなかった。まあ、そういってしまえば、ハイデッガーやウィトゲンシュタイン、カントと言ってわかる人もいないのですが・・・ ソクラテスですら怪しい。
ニーチェをずっと独り占めしたかったのです。

この本に限らずニーチェは聖書のような読み方をするのがよいと思います。毎晩枕元に置いといて、気分でページをめくってそのあたりの章を読む。その中でいつも何か発見がある。それぞれの言葉が心に訴えかける内容を持っていて、それをきちんと消化しないといけないのです。今回みたいに全部一気に読んでしまうと消化しきる前に次の言葉がどんどん入ってきちゃって、消化不良を起こします。

ところで以前どこかで読んだ本で「ニーチェを読んで元気がでるやつはヘンタイだ」というのがありました。確かに危ない思想の人ですが、ヘンタイって・・・ あれはどういう意味だったのかなぁ~。

深海洋上風力発電を利用するメタノール製造に関する提案

英国が洋上風力発電に13兆円投資というニュースがありました。
こういうのを政治主導でできるのはすごいなーと思いました。
日本は2020年までに温室効果ガスを25%減にしないといけないのは前回書きましたが、これを実行できなかった場合、他国から排出枠を購入しないといけなくなります。現状のままだと約8兆円のお支払いです。
ちなみに、2012年までに6%削減の目標があり、これの排出枠購入には1兆円かかるそうです。
ここで9兆円も払うくらいなら、そのお金を英国のようにどんどん新エネルギー分野に投資してほしい。
せめて2012年のお支払いのときに、国民が損だと気づいて投資しようという流れになればいいのですが。適当に言い訳をつけて支払い拒否とかにならないか心配です。

私が大学生のころからの夢は 地球環境のためになる仕事をする でした。
地球環境って言っても北極の白熊や絶滅危惧種のクジラとかはあまりどうでもいいです。生物多様性は保たれたほうがいい程度には考えていますけど。
むしろ人間本位で、人類が今後数千年は繁栄したまま生活していけるように、江戸時代のような生活に戻らずにすむようにテクノロジーの力で何とかしよう、それの発展に尽力したい、という夢です。
ところが今の仕事はIT業界になんか行ってしまったものですから、ここでの方法を模索する日々です。日々の仕事に追われ、最近までこの夢は忘れていたのですが、最近のエコマイブームで思い出してしまいました。
ところでうちの会社がつぶれそうなので、もしつぶれたら今度こそはそういう方面に就職しようかと思います。もちろん最後まで見捨てずに付いていくけど。

さて、前置きが長くなりましたが、今回は本ではなくて論文です。

タイトル:(日本のエネルギー自給、CO2 排出ゼロの可能性を有する)深海洋上風力発電を利用するメタノール製造に関する提案
著者:文部科学省 科学技術政策研究所
場所:http://www.nistep.go.jp/achiev/ftx/jpn/dis020j/pdf/dp20j.pdf

日本の200海里内の広大な海に洋上風力発電を多数建設して、エネルギー問題や雇用問題を一挙に解決してみましょうという提案です。この提案では建造費用まで試算されていて、少々の問題点に目をつむってはいますが、筋は通っています。国の研究機関が書いたんですから当たり前ですね。
この提案は2002年にされています。それから8年間、具体化するための研究開発費なんかすずめの涙程度にしかついてなさそうに思えて、国はまったくのやる気ゼロ。そしてふと気づけば外国がやろうとしだしているのですから、がっかりです。真っ先にやり始めてそのノウハウを蓄積して外国に売りに行くくらいをしてほしかった。
今回の英国のは北海沿岸の遠浅に8000基程度のタービンを設置する計画のようです。この論文のように一度エタノールに変換してタンカーで運ぶ手間がなく、直接ケーブルで電気を運べるので収益性や設置方法は日本のより段違いに有利でしょう。日本には遠浅で風が強い場所は北海道の一部くらい。一応そこでは実証実験はスタートしているようですけど、まだ始まったばかり。
日本が地理的に不利なのはわかりますが、それでも実現に向けての基礎研究くらいはしてほしいなーと思ったのです。
私は畑違いだから、実現不可能なための問題点に気づかないのかもしれないけれど、無責任な声援は送りたい。

ところで鳩山さん、5/8に「海洋再生可能エネルギー戦略」なるものを発表しています。あまりニュースにはなってないのが残念。日本近海に原子力発電所10基分に相当する洋上風力発電を導入する計画ですが、鳩山さんの退陣と一緒にしぼんでしまわないことを祈ります。
最近、沖ノ鳥島保全法が可決されたのも、これを見込んでのことだとしたら、かなり評価してあげれるのですが。

2010年5月31日月曜日

世界を読みとく数学入門

サブタイトル:日常に隠された「数」をめぐる冒険
著者:小島寛之

私はウィトゲンシュタインの崇拝者なので、当然数学もウィトゲンシュタイン的な考えを支持します。
ウィトゲンシュタインの数学とは実数の存在を否定することだと思っております。
ウィトゲンシュタイン的な実数とは、無限級数によって収束する値であり、人間が概念的に作り出したものであり実存しないものなのです。
しかしこの本を読んで新発見がありました。
今まで量子力学をお勉強して疑問に思わなかったのも変な話ですが、この世の中には無理数なんて当たり前にでてくるんですね。シュレディンガーの方程式には複素数も解の一部としてでてきます。
A4やB5の用紙の比率も1:√2です

なんてこと! 虚数や無理数が実存したなんて。

また新たな謎が増えてしまいました。
ウィトゲンシュタインの数学と量子力学の数学を比較して、この矛盾点を解決せねばならないのです。
ウィトゲンシュタイン全集の第7巻をいつか読まねばと思っているのですが、ちょっと高くて手がでない。買ってもまだ読めなさそうな気はするし、でもチャレンジはせねばならないしで、悩んでおります。

あとやっぱり数学の世界は美しいです。ゼータ関数に惚れました。
パイこねのカオスはわかりやすくてExcelでも作成可能なカオスです。今度会社でこっそり作ってみなくては。
この本は量子コンピュータをわかりやすく解説しているのも非常に良いです。でも、数式を読む気力がなくなってきて適当に流してしまいました。
もっと気力があればオイラーの贈り物あたりをはじめから計算しつつ読み返してみたいのですが、もう無理そうです。

ところで、今まで複素数平面にはどうもなじめないものがありました。
虚数を便利だからという理由だけで平面に書いてクルクルまわすことに何か違和感があったのです。今回、違和感の原因が少しわかった気がしました。
数直線を数直線として真に納得して理解していないからではないかと。
数字なんてものは所詮すべて概念であり、それをどう実感を持って認識できるかだと思うのです。一番基礎の数直線を適当に捉えているからそこから派生した複素数平面に違和感を感じてしまうのではないかな。
複素数平面を納得しようという宿題を脳みそに出して、この本は終わりにしようかと思います。


サクラダリセット & サクラダリセット2

著者:河野 裕

全国の書店員さんが大絶賛した本らしい。
2巻まとめて読んでみました。

この著者は哲学者さんです。
1巻ではウィトゲンシュタインとクリプキの会話かと思うような箇所がありました。
2巻は全体を通して永井均の哲学なのかな。
ストーリーも面白くてけっこう楽しめました。

時間を「リセット」することで3日前にさかのぼってやり直せるという超能力を元にしたお話なのですが、こういう設定を聞くと最初に思ってしまうのが量子力学の不確定性やカオス理論との関係。
著者も自覚しているようで、そんなのは考えているよっていう伏線を張ってあります。
シュレディンガーの猫についての雑談している箇所なのですが、これのかわし方が上手い。量子力学について論じているわけではなく、シュレディンガーは猫好きだったかどうかという話題なんですね。これに関心しました。

残念だったのが椎名優のイラスト。本文中でのヒロインの描写は無表情であまりしゃべらない女の子なのですが、このイラストは表情がありすぎな感じがしました。サブキャラの野ノ尾さんのイラストのほうがそれっぽくかったです。椎名さんはルビーウルフみたいな活発な子を書いたほうがいいです。

こういう哲学を根底にしたお話を読むと、著者はどういう本からこの哲学を勉強したんだろうって気になります。同じ本を読んでみてから、もう一度この本を読みたいと思うんです。

3巻目も出たら読まねば。

2010年5月29日土曜日

劇場版"文学少女"

映画を見てきました。
"文学少女"の劇場版です。
悪くなかったです。

内容を本で読んで知っている話って、本でのクライマックスシーンや印象に残ったシーンを映画の中で探してしまいます。それが出てこなかったり省略されていたりしたらちょっぴり残念な気分になる。

文学少女役の声の人がイメージとずれていました。まあ仕方が無い。

今回の題材は宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」です。そういえば、ライトノベルを映画化したお話で今上映中の「半分の月が上る空」も銀河鉄道の夜を題材にしていた気がします。こっちは原作は読んだけど映画は見に行っていないです。 この一致は偶然だろうか。

映画の中で文学少女は「銀河鉄道の夜」をとても美しいお話と言っていました。しかし私はこれを読んでも美しいとは思えないのです。主人公にほとんど共感できない。字面を追ってストーリーを理解することはできても、それが楽しめない。なぜでしょうね。

一方で太宰治は理解できる。とっても暗い話で読んでいても楽しいことは無いです。でも主人公の思いがとてもよく理解できるのです。彼の悩みにすごく共感できる。なので読んでいて面白いし、ある意味美しいとも思える。なぜでしょうね。

なぜ私は仲間に入れないのか

帰りの電車の中でふと思いました。
私にはコンテキストを共有する能力が不足しているのかもしれない。

2010年5月27日木曜日

"文学少女"と恋する挿話集3

著者:野村美月

ずっと定期購読しているライトノベルの1つ。
この文学少女シリーズはとっても良いです。お気に入りです。

内容的には著者の読んだ作品の読書感想文っぽいなんだけど、これがとても読んでみたくなるのです。
もちろんストーリーもしっかりしていて、ライトノベルとしても一流です。

ここに出てくる文学作品をいつか全部読んでやるのです。そして、著者の感想と自分の感想を比べてさらに楽しむの~。

何冊か買ってみたのですが、読める作品と読めない作品がありました。
読めない作品はまだ私が若すぎるからだと思います。中年くらいになれば読めるのかも。
それまで大事に暖めておくのです。

私はこの物語の中でたとえるなら 竹田ちぃ かも。
彼女は他人の気持ちが理解できないのです。私もまさにそう。
人が大勢の飲み会は苦手です。たわいも無い雑談をしたりできない。
ああいう場所では、一人取り残されたように感じてしまう。
真剣に悩んで社交術の本などを読んで取り組んでみた時期もあったけど、今はもうあきらめモードです。そういう場所には行かない。付き合いで行かざるを得ないときは、隅っこのほうで一人ゴハンを食べていることにしています。
竹田さんは人の心がまったく理解できないんだけれど、いつも作り笑いで人に紛れ込もうと努力しています。
それが重なる。

低炭素経済への道

著者:諸富 徹 、浅岡 美恵

とってもいい本でした。
皆さんにもお勧めしたい。
特に諸富さんが書いた部分がすばらしい。
浅岡さんが書いた部分は面白くなかった。


2050年の地球規模での温室効果ガス排出量を1990年比で80%減にする必要がある。
そうしなくては、温度上昇により発生する問題に対処するために莫大な費用を払わないといけなくなるだろう。
この認識は各国政府が理解して、80%減にむけて動き始めています。
もっとも日本は少々出遅れているようですが。

鳩山が2020年までに25%減を謳っています。
この本を読むまではそんなの無理だろ~と思っていました。
そんなことしたら経済への悪影響は計り知れない。そもそも日本はもうすでに世界トップレベルの低炭素社会であると思っていました。
でも、この本を読んで認識が変わったのです。
鳩山は他の政策ではダメダメだけど、これだけは支持できると思えました。
でも実際にやっていることは中途半端。もっと政治主導で徹底的にやるべきですの。

もし本当に80%も削減するなら、今の社会構造は根本的に大改革を迫られるでしょう。
かなりのコストが発生するはずです。
ところで、コストとは払う側がいる一方で、払われる側もいるのです。
同じ変わるなら、払われる側に立ちたい というのが私の思いです。
つまりエコで金儲けをしようということ。

さて問題は私はIT業界に住んでいるのです。
ITでエコってNECのキャッチフレーズみたいだけど、実際はそんなに甘くは無い。
やれるとしたらスマートグリッドあたりかと思い調べてみたら、三菱がすごそうでした。
70億円投資して、スマートグリッドの実証実験をしようとしている。

IBMはすでに専用ソフトウェアをメインフレームとセットで販売しだしている。

国は、スマートグリッドの研究に今後3年で10億円投資。
すくな!! 1企業に負ける国ってどうなのよ・・・ やるきねー

先を見ている企業はすでに本格的に動き出しているようです。
はじめにやった所が業界標準となり、儲かるのは明らかですしね。
何十億と投資するだけのリターンがあると見込んでのことでしょう。

スマートグリッド以外では太陽電池やリチウムイオン電池の生産か。
こちらはシャープ 京セラ 三洋などが今後の需要増を見込んで、生産工場拡大にかなりの額を投資している。

どこのメーカーもやっているのは、消費電力の少ないサーバや家電の販売。
これはすでにありきたりすぎる。当たり前の世界になってきた。

あー、何か画期的なサービスでお金儲けできることはないかなぁ~
会社を説得して事業始めさせてーとチャレンジしてみたい。
調べれば調べるほど競合他社がすでに動き出していることばかり目に付いてしまう・・・


2010年5月22日土曜日

日本の大問題が面白いほど解ける本

著者:高橋洋一

埋蔵金発言で有名な官僚の人です。
ばりばりの商業用日本語だったのでゴーストライターさんが書いたのかも。まあ、読みやすいからいいのですが、なんとなく味気ない気もするのです。

さて内容ですが、ビジネス界では当たり前のように使われている手法を国の運営にも使ってみてはどうかという感じでした。というか、今まで使われていなかったのが意外です。
これなら民営化しようという動きがでてくるのも理解できます。現状では効率悪すぎる。
官僚という立場は民主党と自民党の特にどちらかを応援する立場にいるのではなく、数字を元に意思決定(政権に進言?)するっぽいようです。具体的な数字が伴うので政治家より圧倒的に説得力があります。

著者は日銀を批判していました。この批判に対して日銀側の言い分も知りたいです。

2010年5月20日木曜日

ザ・ファシリテーター&ザ・ファシリテーター2

著者:森 時彦

2巻を連続で読みました。

とてもすばらしい本でした。
これを実行できれば、人生や社会にあたえる恩恵は計り知れないです。
しかし、もっと字がきれいに書ければな・・・

この本は素晴らしすぎるので、何度でも読み返したいけれど、逆に敷居が高すぎて何度も読めないというか、簡単に速読してしまってはいけないような雰囲気があり、もっと腰をすえてじっくりと読まないといけないのです。
でも文章はやさしく書いてあるのでついつい速読してしまい、考える時間が短くなってしまう。

本を読んで考えないことは食べて消化しないのと同じであるってだれかの格言が思い出されます


2010年5月17日月曜日

灼眼のシャナⅩⅩ

著者:高橋弥七朗

なんとなく惰性でづるづると1巻から購入して読んでおりまする。シリーズですでに23冊目。
最初は面白かったけどだんだん面白くなくなってきてしまいました。
でもあと2巻ほどで完結っぽいのでがんばることにします。

痛快娯楽アクションなので、特に感想とかは無し。

2010年5月14日金曜日

<意識>とは何だろうか 脳の来歴、知覚の錯誤

著者:下条信輔

よい本でした。
思考を科学的な立場から説明しています。
しかし、哲学の立場から批判がでないように慎重に言葉が選ばれています。(そのせいか少し読みにくいけど)
特に第4章は是非もう1度読まねばなりません。
自由意志を意識と無意識という関係から科学的に説明しています。

ウィトゲンシュタインやデネット等の哲学者の考え方も登場します。この本は現代思想を見通すためとしても使えそうです。感動したのが、ジョン・サールという哲学者が意識についてまとめたのを紹介している箇所です。(7)内容の「オーバーフロー」という箇所は原書を読んで確認せねば。


2010年5月12日水曜日

生きている間に知りたいこと

お友達に数学を言語として理解したいって話してみたら、
何故?って言われました。

そんなの決まっています。
いつか人類が発見するであろう「万物の理論」を理解するためです。
私自身は自分で発見できる自信はまったくないですが、発見されたそれを見て理解することはしたいと思うのです。
万物の理論は宇宙を理解する言葉だと思うのです。

もし地球の生命が人間原理によるものだとすれば、我々人類がこの宇宙に与えられた使命は宇宙自身を知ることなのではないかと、なんとなく考えるのです。
生命が人間原理によるものではなかったとしても、宇宙の理解すること=悟りの始まりであると思えるのです。

私が生きているうちに発見されることを望みます。

シリーズ・哲学のエッセンス レヴィナス 何のために生きるのか

著者:小泉義之

レヴィナスは20世紀の哲学者です。
この本はその人の哲学を紹介したもの。

正直なところ、よくわかならなかった。
同意できる箇所や理解できるところもあったけど、それ以上に分からないところが多かったです。
「エッセンス」だからでしょうか。レヴィナス自身が書いた文章ではなく、彼の思考のいいところだけどハイライトしたものだから、つながりが良く分からないのかもしれません。
前半では「人を食べたいと思わないでしょう?これが倫理の始まりです。」みたいなことを言ってるのに、後半では「貴方の肉体は食料になることができます。これを他者に差し出すのが愛です。」みたいなことを言っていて、矛盾しているのではーと思ってしまう。

とりあえず1年ぐらい寝かせてから再度読んでみようかと思います。

2010年5月9日日曜日

考え事

最近の悩み事
・なぜ次の日仕事の夜に読書をしたくなるのか。
 夜になると時間が大切に思えるのです。こんな1日で終わってしまっていいのかって。一方、朝はもっと寝たい~。ゴロゴロ過ごしたい~と時間を無駄に浪費します。この謎が解明されれば、人生における時間の使い方が良くなると思うのです。

・数学は言語である。
 この言語をすらすらと読めるようになりたい。論理学と日本語の関係がヒントになりそうな気がする。

2010年5月2日日曜日

ルール2

この読書日記は、その性質上、内容のネタバレを含みます。
これから読む予定の人はタイトルを見て引き返すことをお勧めします。

いきなり専門用語をポンと使うこともあります。前提知識を解説したりもしません。
本の解説でもアピールでもないです。
ここに書いてあるのは、私の感想、疑問点、批判です。

たまに個人的なブログっぽいことも書くかもです。

悪魔のミカタ 魔法カメラ

著者:うえお久光

2週間くらい前に、この人の本で「紫色のクオリア」を読みました。これにとっても感動して、この人がどういう過程を得て、この本を書けるようになったのか、知りたくなり、デビュー作を購入してみました。
「悪魔のミカタ 魔法カメラ」がデビュー作です。

この2冊はストーリー展開が似ている気がしました。でも「紫色のクオリア」のほうが伝えたい事が明確になってます。悪魔のミカタとクオリアの間には8年間あります。この間に著者はいろいろな本を書いてみて、修行した結果、同じテーマで再チャレンジしてみたのかな。順番に全部読んでいってみようかと思います。

とりあえず、批判。
文章が読みにくい。
特に主人公の口調が他のキャラとかぶることがあるので、台詞だけがずらずらと並んでいる場所ではどっちがどっちの台詞なのかぱっと見てわからないのです。ライトノベルのいいところは速読できることでしょう。それをいちいちこれは誰の台詞?って考えていたらテンポが狂うのです。処女作だから大目に見るとしても、編集さんもうちょっとしっかりしてよといいたい。
主人公の口調は他人の口調と同じではいけない。というか口調に統一感がない。
小説はドラマと違って声がないんだから、書き方で区別してくれなくては困ります。


この人の座右の銘は「天上に輝く星と我が心の内なる道徳律」だそうな。カント哲学ですね。
自由意志という単語が本文中に何度かでてきます。カントは道徳こそが自由意志であるという思いを持っていました。悪魔のミカタでも神と悪魔と人間の自由意志というキーワードが出てきます。主人公が自由意志をもって悪魔に対向するときも、他人を助けたいから つまり道徳が基準になっているように思えました。

うえお久光はカント時代から始まったのか。

ただ本人は自己紹介の欄で「天上に輝く星と~」の出典を覚えていないとか言ってますが、きっと恥ずかしいからホラ吹いているのです。

ルール

基本的に、記事のタイトル部分に本のタイトルをそのまま乗せようかと思います。
そうすればタイトルを考えずにすんで楽だからw
ラベルは本の種類を識別させます。
ライトノベル、哲学、科学、海外文学、日本文学、その他の小説
などでしょうか。

哲学や科学の本は読むの時間がかかってしまい、1日で読めるライトノベルについつい手がでてしまうのです。これは娯楽 コミックみたいなもの。


自分の読んだ本とその感想を書くって、私の内面を表に出してしまうで少し恥ずかしいのですが、でも、ブログにしないときっと続かないと思うし、とりあえずやってみます。

読書日記を始めてみました

今まで本を読んだあと、どうも頭の中の整理がつかないと悩んでいました。読書した文章は私の知性の一部となってもらわないといけないのですが、適切に吸収しきれていない感じがしたのです。
そこでふと思いついて、昔途中まで読んで放置していた本を出してきました。
「思考の整理学」 東大で一番売れているとかいう宣伝で売っていた本です。
その30ページ目くらいから引用
 読んでいくと、感心するところ、違和感をいだいたところ、わからない部分が出てくる。これを書き抜く。という記載がありました。
これを読んで、私は今まで考えることを怠っていたのかなーと思ったのです。何がどう分からなかったのか、なにか違和感があるけどそれはなんなのかをはっきり言語化させて書くことが、整理に繋がる第一歩だと実感しました。
というわけで、読書日記を付けてみることにしたのです。
ただ一人で書いていってもモチベーションというか、続くことがないだろうと思い、また形式が書きやすいということもあり、ブログ形式で書いていくことにしてみました。
特に読者を想定しているわけではないですが、もしかしたら誰かが読んでいるかもという気持ちがあると、なんとなく筆も進むというものです。

基本的には本を1冊読み終えたら、その感想や疑問点 違和感をそのまま書いてみることにします。
気分によって口語体だったり論述体だったりと書き方がことなると思いますが、ご容赦ください。
途中で読むのがめんどくさくなったり面白くなくなったりした本は、途中の段階でも書くことはあると思います。

では、この読書日記が三日坊主で終わらないことを祈って、
はじめてみることにします。