2010年5月27日木曜日

低炭素経済への道

著者:諸富 徹 、浅岡 美恵

とってもいい本でした。
皆さんにもお勧めしたい。
特に諸富さんが書いた部分がすばらしい。
浅岡さんが書いた部分は面白くなかった。


2050年の地球規模での温室効果ガス排出量を1990年比で80%減にする必要がある。
そうしなくては、温度上昇により発生する問題に対処するために莫大な費用を払わないといけなくなるだろう。
この認識は各国政府が理解して、80%減にむけて動き始めています。
もっとも日本は少々出遅れているようですが。

鳩山が2020年までに25%減を謳っています。
この本を読むまではそんなの無理だろ~と思っていました。
そんなことしたら経済への悪影響は計り知れない。そもそも日本はもうすでに世界トップレベルの低炭素社会であると思っていました。
でも、この本を読んで認識が変わったのです。
鳩山は他の政策ではダメダメだけど、これだけは支持できると思えました。
でも実際にやっていることは中途半端。もっと政治主導で徹底的にやるべきですの。

もし本当に80%も削減するなら、今の社会構造は根本的に大改革を迫られるでしょう。
かなりのコストが発生するはずです。
ところで、コストとは払う側がいる一方で、払われる側もいるのです。
同じ変わるなら、払われる側に立ちたい というのが私の思いです。
つまりエコで金儲けをしようということ。

さて問題は私はIT業界に住んでいるのです。
ITでエコってNECのキャッチフレーズみたいだけど、実際はそんなに甘くは無い。
やれるとしたらスマートグリッドあたりかと思い調べてみたら、三菱がすごそうでした。
70億円投資して、スマートグリッドの実証実験をしようとしている。

IBMはすでに専用ソフトウェアをメインフレームとセットで販売しだしている。

国は、スマートグリッドの研究に今後3年で10億円投資。
すくな!! 1企業に負ける国ってどうなのよ・・・ やるきねー

先を見ている企業はすでに本格的に動き出しているようです。
はじめにやった所が業界標準となり、儲かるのは明らかですしね。
何十億と投資するだけのリターンがあると見込んでのことでしょう。

スマートグリッド以外では太陽電池やリチウムイオン電池の生産か。
こちらはシャープ 京セラ 三洋などが今後の需要増を見込んで、生産工場拡大にかなりの額を投資している。

どこのメーカーもやっているのは、消費電力の少ないサーバや家電の販売。
これはすでにありきたりすぎる。当たり前の世界になってきた。

あー、何か画期的なサービスでお金儲けできることはないかなぁ~
会社を説得して事業始めさせてーとチャレンジしてみたい。
調べれば調べるほど競合他社がすでに動き出していることばかり目に付いてしまう・・・


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