著者は物語の中で未来技術をいくつか登場させているのですが、そのなかにiPadのような情報端末と超高速モバイル通信があります。
この2つは現実世界でもまさにここまで進化すると思います。第四世代携帯電話や次世代WiMAXで数百Mbpsの帯域が確保されるだろうし、iPadを進化させた端末もきっとでるでしょう。そういう世界では在宅勤務があたりまえになり、会社に出勤する必要性が薄れてくるに違いないです。経済産業省が試算している温室効果ガス削減計画も、この在宅勤務や高画質テレビ会議があたりまえの世界を前提にしています。
2020年にはそういう世界を実現させようとしているんだったら、東京~大阪のリニア(2040年開通予定)って要らないのではないかって思えてしまいます。あれは莫大な消費電力とレアメタル、大量の鋼鉄とコンクリートでできた大深度トンネルであり、地球環境にはあまりやさしくないものに見えます。このSF世界では藻類から人口的に石油を作り出す技術が開発されているので、そういうものがあってもよいのですが、私たちの世界ではいらないんじゃないかって思ってしまいました。ITのおかげで利用者数が減るなら、今の新幹線で十分!リニアを引くなら東京~成田とか、梅田~関空みたいな局所的な使い方のほうがいいのでは。
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