サブタイトル:日常に隠された「数」をめぐる冒険
著者:小島寛之
私はウィトゲンシュタインの崇拝者なので、当然数学もウィトゲンシュタイン的な考えを支持します。
ウィトゲンシュタインの数学とは実数の存在を否定することだと思っております。
ウィトゲンシュタイン的な実数とは、無限級数によって収束する値であり、人間が概念的に作り出したものであり実存しないものなのです。
しかしこの本を読んで新発見がありました。
今まで量子力学をお勉強して疑問に思わなかったのも変な話ですが、この世の中には無理数なんて当たり前にでてくるんですね。シュレディンガーの方程式には複素数も解の一部としてでてきます。
A4やB5の用紙の比率も1:√2です
なんてこと! 虚数や無理数が実存したなんて。
また新たな謎が増えてしまいました。
ウィトゲンシュタインの数学と量子力学の数学を比較して、この矛盾点を解決せねばならないのです。
ウィトゲンシュタイン全集の第7巻をいつか読まねばと思っているのですが、ちょっと高くて手がでない。買ってもまだ読めなさそうな気はするし、でもチャレンジはせねばならないしで、悩んでおります。
あとやっぱり数学の世界は美しいです。ゼータ関数に惚れました。
パイこねのカオスはわかりやすくてExcelでも作成可能なカオスです。今度会社でこっそり作ってみなくては。
この本は量子コンピュータをわかりやすく解説しているのも非常に良いです。でも、数式を読む気力がなくなってきて適当に流してしまいました。
もっと気力があればオイラーの贈り物あたりをはじめから計算しつつ読み返してみたいのですが、もう無理そうです。
ところで、今まで複素数平面にはどうもなじめないものがありました。
虚数を便利だからという理由だけで平面に書いてクルクルまわすことに何か違和感があったのです。今回、違和感の原因が少しわかった気がしました。
数直線を数直線として真に納得して理解していないからではないかと。
数字なんてものは所詮すべて概念であり、それをどう実感を持って認識できるかだと思うのです。一番基礎の数直線を適当に捉えているからそこから派生した複素数平面に違和感を感じてしまうのではないかな。
複素数平面を納得しようという宿題を脳みそに出して、この本は終わりにしようかと思います。
2010年5月31日月曜日
サクラダリセット & サクラダリセット2
著者:河野 裕
全国の書店員さんが大絶賛した本らしい。
2巻まとめて読んでみました。
この著者は哲学者さんです。
1巻ではウィトゲンシュタインとクリプキの会話かと思うような箇所がありました。
2巻は全体を通して永井均の哲学なのかな。
ストーリーも面白くてけっこう楽しめました。
時間を「リセット」することで3日前にさかのぼってやり直せるという超能力を元にしたお話なのですが、こういう設定を聞くと最初に思ってしまうのが量子力学の不確定性やカオス理論との関係。
著者も自覚しているようで、そんなのは考えているよっていう伏線を張ってあります。
シュレディンガーの猫についての雑談している箇所なのですが、これのかわし方が上手い。量子力学について論じているわけではなく、シュレディンガーは猫好きだったかどうかという話題なんですね。これに関心しました。
残念だったのが椎名優のイラスト。本文中でのヒロインの描写は無表情であまりしゃべらない女の子なのですが、このイラストは表情がありすぎな感じがしました。サブキャラの野ノ尾さんのイラストのほうがそれっぽくかったです。椎名さんはルビーウルフみたいな活発な子を書いたほうがいいです。
こういう哲学を根底にしたお話を読むと、著者はどういう本からこの哲学を勉強したんだろうって気になります。同じ本を読んでみてから、もう一度この本を読みたいと思うんです。
3巻目も出たら読まねば。
全国の書店員さんが大絶賛した本らしい。
2巻まとめて読んでみました。
この著者は哲学者さんです。
1巻ではウィトゲンシュタインとクリプキの会話かと思うような箇所がありました。
2巻は全体を通して永井均の哲学なのかな。
ストーリーも面白くてけっこう楽しめました。
時間を「リセット」することで3日前にさかのぼってやり直せるという超能力を元にしたお話なのですが、こういう設定を聞くと最初に思ってしまうのが量子力学の不確定性やカオス理論との関係。
著者も自覚しているようで、そんなのは考えているよっていう伏線を張ってあります。
シュレディンガーの猫についての雑談している箇所なのですが、これのかわし方が上手い。量子力学について論じているわけではなく、シュレディンガーは猫好きだったかどうかという話題なんですね。これに関心しました。
残念だったのが椎名優のイラスト。本文中でのヒロインの描写は無表情であまりしゃべらない女の子なのですが、このイラストは表情がありすぎな感じがしました。サブキャラの野ノ尾さんのイラストのほうがそれっぽくかったです。椎名さんはルビーウルフみたいな活発な子を書いたほうがいいです。
こういう哲学を根底にしたお話を読むと、著者はどういう本からこの哲学を勉強したんだろうって気になります。同じ本を読んでみてから、もう一度この本を読みたいと思うんです。
3巻目も出たら読まねば。
2010年5月29日土曜日
劇場版"文学少女"
映画を見てきました。
"文学少女"の劇場版です。
悪くなかったです。
内容を本で読んで知っている話って、本でのクライマックスシーンや印象に残ったシーンを映画の中で探してしまいます。それが出てこなかったり省略されていたりしたらちょっぴり残念な気分になる。
文学少女役の声の人がイメージとずれていました。まあ仕方が無い。
今回の題材は宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」です。そういえば、ライトノベルを映画化したお話で今上映中の「半分の月が上る空」も銀河鉄道の夜を題材にしていた気がします。こっちは原作は読んだけど映画は見に行っていないです。 この一致は偶然だろうか。
映画の中で文学少女は「銀河鉄道の夜」をとても美しいお話と言っていました。しかし私はこれを読んでも美しいとは思えないのです。主人公にほとんど共感できない。字面を追ってストーリーを理解することはできても、それが楽しめない。なぜでしょうね。
一方で太宰治は理解できる。とっても暗い話で読んでいても楽しいことは無いです。でも主人公の思いがとてもよく理解できるのです。彼の悩みにすごく共感できる。なので読んでいて面白いし、ある意味美しいとも思える。なぜでしょうね。
"文学少女"の劇場版です。
悪くなかったです。
内容を本で読んで知っている話って、本でのクライマックスシーンや印象に残ったシーンを映画の中で探してしまいます。それが出てこなかったり省略されていたりしたらちょっぴり残念な気分になる。
文学少女役の声の人がイメージとずれていました。まあ仕方が無い。
今回の題材は宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」です。そういえば、ライトノベルを映画化したお話で今上映中の「半分の月が上る空」も銀河鉄道の夜を題材にしていた気がします。こっちは原作は読んだけど映画は見に行っていないです。 この一致は偶然だろうか。
映画の中で文学少女は「銀河鉄道の夜」をとても美しいお話と言っていました。しかし私はこれを読んでも美しいとは思えないのです。主人公にほとんど共感できない。字面を追ってストーリーを理解することはできても、それが楽しめない。なぜでしょうね。
一方で太宰治は理解できる。とっても暗い話で読んでいても楽しいことは無いです。でも主人公の思いがとてもよく理解できるのです。彼の悩みにすごく共感できる。なので読んでいて面白いし、ある意味美しいとも思える。なぜでしょうね。
2010年5月27日木曜日
"文学少女"と恋する挿話集3
著者:野村美月
ずっと定期購読しているライトノベルの1つ。
この文学少女シリーズはとっても良いです。お気に入りです。
内容的には著者の読んだ作品の読書感想文っぽいなんだけど、これがとても読んでみたくなるのです。
もちろんストーリーもしっかりしていて、ライトノベルとしても一流です。
ここに出てくる文学作品をいつか全部読んでやるのです。そして、著者の感想と自分の感想を比べてさらに楽しむの~。
何冊か買ってみたのですが、読める作品と読めない作品がありました。
読めない作品はまだ私が若すぎるからだと思います。中年くらいになれば読めるのかも。
それまで大事に暖めておくのです。
私はこの物語の中でたとえるなら 竹田ちぃ かも。
彼女は他人の気持ちが理解できないのです。私もまさにそう。
人が大勢の飲み会は苦手です。たわいも無い雑談をしたりできない。
ああいう場所では、一人取り残されたように感じてしまう。
真剣に悩んで社交術の本などを読んで取り組んでみた時期もあったけど、今はもうあきらめモードです。そういう場所には行かない。付き合いで行かざるを得ないときは、隅っこのほうで一人ゴハンを食べていることにしています。
竹田さんは人の心がまったく理解できないんだけれど、いつも作り笑いで人に紛れ込もうと努力しています。
それが重なる。
ずっと定期購読しているライトノベルの1つ。
この文学少女シリーズはとっても良いです。お気に入りです。
内容的には著者の読んだ作品の読書感想文っぽいなんだけど、これがとても読んでみたくなるのです。
もちろんストーリーもしっかりしていて、ライトノベルとしても一流です。
ここに出てくる文学作品をいつか全部読んでやるのです。そして、著者の感想と自分の感想を比べてさらに楽しむの~。
何冊か買ってみたのですが、読める作品と読めない作品がありました。
読めない作品はまだ私が若すぎるからだと思います。中年くらいになれば読めるのかも。
それまで大事に暖めておくのです。
私はこの物語の中でたとえるなら 竹田ちぃ かも。
彼女は他人の気持ちが理解できないのです。私もまさにそう。
人が大勢の飲み会は苦手です。たわいも無い雑談をしたりできない。
ああいう場所では、一人取り残されたように感じてしまう。
真剣に悩んで社交術の本などを読んで取り組んでみた時期もあったけど、今はもうあきらめモードです。そういう場所には行かない。付き合いで行かざるを得ないときは、隅っこのほうで一人ゴハンを食べていることにしています。
竹田さんは人の心がまったく理解できないんだけれど、いつも作り笑いで人に紛れ込もうと努力しています。
それが重なる。
低炭素経済への道
著者:諸富 徹 、浅岡 美恵
とってもいい本でした。
皆さんにもお勧めしたい。
特に諸富さんが書いた部分がすばらしい。
浅岡さんが書いた部分は面白くなかった。
2050年の地球規模での温室効果ガス排出量を1990年比で80%減にする必要がある。
そうしなくては、温度上昇により発生する問題に対処するために莫大な費用を払わないといけなくなるだろう。
この認識は各国政府が理解して、80%減にむけて動き始めています。
もっとも日本は少々出遅れているようですが。
鳩山が2020年までに25%減を謳っています。
この本を読むまではそんなの無理だろ~と思っていました。
そんなことしたら経済への悪影響は計り知れない。そもそも日本はもうすでに世界トップレベルの低炭素社会であると思っていました。
でも、この本を読んで認識が変わったのです。
鳩山は他の政策ではダメダメだけど、これだけは支持できると思えました。
でも実際にやっていることは中途半端。もっと政治主導で徹底的にやるべきですの。
もし本当に80%も削減するなら、今の社会構造は根本的に大改革を迫られるでしょう。
かなりのコストが発生するはずです。
ところで、コストとは払う側がいる一方で、払われる側もいるのです。
同じ変わるなら、払われる側に立ちたい というのが私の思いです。
つまりエコで金儲けをしようということ。
さて問題は私はIT業界に住んでいるのです。
ITでエコってNECのキャッチフレーズみたいだけど、実際はそんなに甘くは無い。
やれるとしたらスマートグリッドあたりかと思い調べてみたら、三菱がすごそうでした。
70億円投資して、スマートグリッドの実証実験をしようとしている。
IBMはすでに専用ソフトウェアをメインフレームとセットで販売しだしている。
国は、スマートグリッドの研究に今後3年で10億円投資。
すくな!! 1企業に負ける国ってどうなのよ・・・ やるきねー
先を見ている企業はすでに本格的に動き出しているようです。
はじめにやった所が業界標準となり、儲かるのは明らかですしね。
何十億と投資するだけのリターンがあると見込んでのことでしょう。
スマートグリッド以外では太陽電池やリチウムイオン電池の生産か。
こちらはシャープ 京セラ 三洋などが今後の需要増を見込んで、生産工場拡大にかなりの額を投資している。
どこのメーカーもやっているのは、消費電力の少ないサーバや家電の販売。
これはすでにありきたりすぎる。当たり前の世界になってきた。
あー、何か画期的なサービスでお金儲けできることはないかなぁ~
会社を説得して事業始めさせてーとチャレンジしてみたい。
調べれば調べるほど競合他社がすでに動き出していることばかり目に付いてしまう・・・
とってもいい本でした。
皆さんにもお勧めしたい。
特に諸富さんが書いた部分がすばらしい。
浅岡さんが書いた部分は面白くなかった。
2050年の地球規模での温室効果ガス排出量を1990年比で80%減にする必要がある。
そうしなくては、温度上昇により発生する問題に対処するために莫大な費用を払わないといけなくなるだろう。
この認識は各国政府が理解して、80%減にむけて動き始めています。
もっとも日本は少々出遅れているようですが。
鳩山が2020年までに25%減を謳っています。
この本を読むまではそんなの無理だろ~と思っていました。
そんなことしたら経済への悪影響は計り知れない。そもそも日本はもうすでに世界トップレベルの低炭素社会であると思っていました。
でも、この本を読んで認識が変わったのです。
鳩山は他の政策ではダメダメだけど、これだけは支持できると思えました。
でも実際にやっていることは中途半端。もっと政治主導で徹底的にやるべきですの。
もし本当に80%も削減するなら、今の社会構造は根本的に大改革を迫られるでしょう。
かなりのコストが発生するはずです。
ところで、コストとは払う側がいる一方で、払われる側もいるのです。
同じ変わるなら、払われる側に立ちたい というのが私の思いです。
つまりエコで金儲けをしようということ。
さて問題は私はIT業界に住んでいるのです。
ITでエコってNECのキャッチフレーズみたいだけど、実際はそんなに甘くは無い。
やれるとしたらスマートグリッドあたりかと思い調べてみたら、三菱がすごそうでした。
70億円投資して、スマートグリッドの実証実験をしようとしている。
IBMはすでに専用ソフトウェアをメインフレームとセットで販売しだしている。
国は、スマートグリッドの研究に今後3年で10億円投資。
すくな!! 1企業に負ける国ってどうなのよ・・・ やるきねー
先を見ている企業はすでに本格的に動き出しているようです。
はじめにやった所が業界標準となり、儲かるのは明らかですしね。
何十億と投資するだけのリターンがあると見込んでのことでしょう。
スマートグリッド以外では太陽電池やリチウムイオン電池の生産か。
こちらはシャープ 京セラ 三洋などが今後の需要増を見込んで、生産工場拡大にかなりの額を投資している。
どこのメーカーもやっているのは、消費電力の少ないサーバや家電の販売。
これはすでにありきたりすぎる。当たり前の世界になってきた。
あー、何か画期的なサービスでお金儲けできることはないかなぁ~
会社を説得して事業始めさせてーとチャレンジしてみたい。
調べれば調べるほど競合他社がすでに動き出していることばかり目に付いてしまう・・・
2010年5月22日土曜日
日本の大問題が面白いほど解ける本
著者:高橋洋一
埋蔵金発言で有名な官僚の人です。
ばりばりの商業用日本語だったのでゴーストライターさんが書いたのかも。まあ、読みやすいからいいのですが、なんとなく味気ない気もするのです。
さて内容ですが、ビジネス界では当たり前のように使われている手法を国の運営にも使ってみてはどうかという感じでした。というか、今まで使われていなかったのが意外です。
これなら民営化しようという動きがでてくるのも理解できます。現状では効率悪すぎる。
官僚という立場は民主党と自民党の特にどちらかを応援する立場にいるのではなく、数字を元に意思決定(政権に進言?)するっぽいようです。具体的な数字が伴うので政治家より圧倒的に説得力があります。
著者は日銀を批判していました。この批判に対して日銀側の言い分も知りたいです。
埋蔵金発言で有名な官僚の人です。
ばりばりの商業用日本語だったのでゴーストライターさんが書いたのかも。まあ、読みやすいからいいのですが、なんとなく味気ない気もするのです。
さて内容ですが、ビジネス界では当たり前のように使われている手法を国の運営にも使ってみてはどうかという感じでした。というか、今まで使われていなかったのが意外です。
これなら民営化しようという動きがでてくるのも理解できます。現状では効率悪すぎる。
官僚という立場は民主党と自民党の特にどちらかを応援する立場にいるのではなく、数字を元に意思決定(政権に進言?)するっぽいようです。具体的な数字が伴うので政治家より圧倒的に説得力があります。
著者は日銀を批判していました。この批判に対して日銀側の言い分も知りたいです。
2010年5月20日木曜日
ザ・ファシリテーター&ザ・ファシリテーター2
著者:森 時彦
2巻を連続で読みました。
とてもすばらしい本でした。
これを実行できれば、人生や社会にあたえる恩恵は計り知れないです。
しかし、もっと字がきれいに書ければな・・・
この本は素晴らしすぎるので、何度でも読み返したいけれど、逆に敷居が高すぎて何度も読めないというか、簡単に速読してしまってはいけないような雰囲気があり、もっと腰をすえてじっくりと読まないといけないのです。
でも文章はやさしく書いてあるのでついつい速読してしまい、考える時間が短くなってしまう。
本を読んで考えないことは食べて消化しないのと同じであるってだれかの格言が思い出されます
2巻を連続で読みました。
とてもすばらしい本でした。
これを実行できれば、人生や社会にあたえる恩恵は計り知れないです。
しかし、もっと字がきれいに書ければな・・・
この本は素晴らしすぎるので、何度でも読み返したいけれど、逆に敷居が高すぎて何度も読めないというか、簡単に速読してしまってはいけないような雰囲気があり、もっと腰をすえてじっくりと読まないといけないのです。
でも文章はやさしく書いてあるのでついつい速読してしまい、考える時間が短くなってしまう。
本を読んで考えないことは食べて消化しないのと同じであるってだれかの格言が思い出されます
2010年5月17日月曜日
2010年5月14日金曜日
<意識>とは何だろうか 脳の来歴、知覚の錯誤
著者:下条信輔
よい本でした。
思考を科学的な立場から説明しています。
しかし、哲学の立場から批判がでないように慎重に言葉が選ばれています。(そのせいか少し読みにくいけど)
特に第4章は是非もう1度読まねばなりません。
自由意志を意識と無意識という関係から科学的に説明しています。
ウィトゲンシュタインやデネット等の哲学者の考え方も登場します。この本は現代思想を見通すためとしても使えそうです。感動したのが、ジョン・サールという哲学者が意識についてまとめたのを紹介している箇所です。(7)内容の「オーバーフロー」という箇所は原書を読んで確認せねば。
よい本でした。
思考を科学的な立場から説明しています。
しかし、哲学の立場から批判がでないように慎重に言葉が選ばれています。(そのせいか少し読みにくいけど)
特に第4章は是非もう1度読まねばなりません。
自由意志を意識と無意識という関係から科学的に説明しています。
ウィトゲンシュタインやデネット等の哲学者の考え方も登場します。この本は現代思想を見通すためとしても使えそうです。感動したのが、ジョン・サールという哲学者が意識についてまとめたのを紹介している箇所です。(7)内容の「オーバーフロー」という箇所は原書を読んで確認せねば。
2010年5月12日水曜日
生きている間に知りたいこと
お友達に数学を言語として理解したいって話してみたら、
何故?って言われました。
そんなの決まっています。
いつか人類が発見するであろう「万物の理論」を理解するためです。
私自身は自分で発見できる自信はまったくないですが、発見されたそれを見て理解することはしたいと思うのです。
万物の理論は宇宙を理解する言葉だと思うのです。
もし地球の生命が人間原理によるものだとすれば、我々人類がこの宇宙に与えられた使命は宇宙自身を知ることなのではないかと、なんとなく考えるのです。
生命が人間原理によるものではなかったとしても、宇宙の理解すること=悟りの始まりであると思えるのです。
私が生きているうちに発見されることを望みます。
何故?って言われました。
そんなの決まっています。
いつか人類が発見するであろう「万物の理論」を理解するためです。
私自身は自分で発見できる自信はまったくないですが、発見されたそれを見て理解することはしたいと思うのです。
万物の理論は宇宙を理解する言葉だと思うのです。
もし地球の生命が人間原理によるものだとすれば、我々人類がこの宇宙に与えられた使命は宇宙自身を知ることなのではないかと、なんとなく考えるのです。
生命が人間原理によるものではなかったとしても、宇宙の理解すること=悟りの始まりであると思えるのです。
私が生きているうちに発見されることを望みます。
シリーズ・哲学のエッセンス レヴィナス 何のために生きるのか
著者:小泉義之
レヴィナスは20世紀の哲学者です。
この本はその人の哲学を紹介したもの。
正直なところ、よくわかならなかった。
同意できる箇所や理解できるところもあったけど、それ以上に分からないところが多かったです。
「エッセンス」だからでしょうか。レヴィナス自身が書いた文章ではなく、彼の思考のいいところだけどハイライトしたものだから、つながりが良く分からないのかもしれません。
前半では「人を食べたいと思わないでしょう?これが倫理の始まりです。」みたいなことを言ってるのに、後半では「貴方の肉体は食料になることができます。これを他者に差し出すのが愛です。」みたいなことを言っていて、矛盾しているのではーと思ってしまう。
とりあえず1年ぐらい寝かせてから再度読んでみようかと思います。
レヴィナスは20世紀の哲学者です。
この本はその人の哲学を紹介したもの。
正直なところ、よくわかならなかった。
同意できる箇所や理解できるところもあったけど、それ以上に分からないところが多かったです。
「エッセンス」だからでしょうか。レヴィナス自身が書いた文章ではなく、彼の思考のいいところだけどハイライトしたものだから、つながりが良く分からないのかもしれません。
前半では「人を食べたいと思わないでしょう?これが倫理の始まりです。」みたいなことを言ってるのに、後半では「貴方の肉体は食料になることができます。これを他者に差し出すのが愛です。」みたいなことを言っていて、矛盾しているのではーと思ってしまう。
とりあえず1年ぐらい寝かせてから再度読んでみようかと思います。
2010年5月9日日曜日
2010年5月2日日曜日
悪魔のミカタ 魔法カメラ
著者:うえお久光
2週間くらい前に、この人の本で「紫色のクオリア」を読みました。これにとっても感動して、この人がどういう過程を得て、この本を書けるようになったのか、知りたくなり、デビュー作を購入してみました。
「悪魔のミカタ 魔法カメラ」がデビュー作です。
この2冊はストーリー展開が似ている気がしました。でも「紫色のクオリア」のほうが伝えたい事が明確になってます。悪魔のミカタとクオリアの間には8年間あります。この間に著者はいろいろな本を書いてみて、修行した結果、同じテーマで再チャレンジしてみたのかな。順番に全部読んでいってみようかと思います。
とりあえず、批判。
文章が読みにくい。
特に主人公の口調が他のキャラとかぶることがあるので、台詞だけがずらずらと並んでいる場所ではどっちがどっちの台詞なのかぱっと見てわからないのです。ライトノベルのいいところは速読できることでしょう。それをいちいちこれは誰の台詞?って考えていたらテンポが狂うのです。処女作だから大目に見るとしても、編集さんもうちょっとしっかりしてよといいたい。
主人公の口調は他人の口調と同じではいけない。というか口調に統一感がない。
小説はドラマと違って声がないんだから、書き方で区別してくれなくては困ります。
この人の座右の銘は「天上に輝く星と我が心の内なる道徳律」だそうな。カント哲学ですね。
自由意志という単語が本文中に何度かでてきます。カントは道徳こそが自由意志であるという思いを持っていました。悪魔のミカタでも神と悪魔と人間の自由意志というキーワードが出てきます。主人公が自由意志をもって悪魔に対向するときも、他人を助けたいから つまり道徳が基準になっているように思えました。
うえお久光はカント時代から始まったのか。
ただ本人は自己紹介の欄で「天上に輝く星と~」の出典を覚えていないとか言ってますが、きっと恥ずかしいからホラ吹いているのです。
2週間くらい前に、この人の本で「紫色のクオリア」を読みました。これにとっても感動して、この人がどういう過程を得て、この本を書けるようになったのか、知りたくなり、デビュー作を購入してみました。
「悪魔のミカタ 魔法カメラ」がデビュー作です。
この2冊はストーリー展開が似ている気がしました。でも「紫色のクオリア」のほうが伝えたい事が明確になってます。悪魔のミカタとクオリアの間には8年間あります。この間に著者はいろいろな本を書いてみて、修行した結果、同じテーマで再チャレンジしてみたのかな。順番に全部読んでいってみようかと思います。
とりあえず、批判。
文章が読みにくい。
特に主人公の口調が他のキャラとかぶることがあるので、台詞だけがずらずらと並んでいる場所ではどっちがどっちの台詞なのかぱっと見てわからないのです。ライトノベルのいいところは速読できることでしょう。それをいちいちこれは誰の台詞?って考えていたらテンポが狂うのです。処女作だから大目に見るとしても、編集さんもうちょっとしっかりしてよといいたい。
主人公の口調は他人の口調と同じではいけない。というか口調に統一感がない。
小説はドラマと違って声がないんだから、書き方で区別してくれなくては困ります。
この人の座右の銘は「天上に輝く星と我が心の内なる道徳律」だそうな。カント哲学ですね。
自由意志という単語が本文中に何度かでてきます。カントは道徳こそが自由意志であるという思いを持っていました。悪魔のミカタでも神と悪魔と人間の自由意志というキーワードが出てきます。主人公が自由意志をもって悪魔に対向するときも、他人を助けたいから つまり道徳が基準になっているように思えました。
うえお久光はカント時代から始まったのか。
ただ本人は自己紹介の欄で「天上に輝く星と~」の出典を覚えていないとか言ってますが、きっと恥ずかしいからホラ吹いているのです。
ルール
基本的に、記事のタイトル部分に本のタイトルをそのまま乗せようかと思います。
そうすればタイトルを考えずにすんで楽だからw
ラベルは本の種類を識別させます。
ライトノベル、哲学、科学、海外文学、日本文学、その他の小説
などでしょうか。
哲学や科学の本は読むの時間がかかってしまい、1日で読めるライトノベルについつい手がでてしまうのです。これは娯楽 コミックみたいなもの。
自分の読んだ本とその感想を書くって、私の内面を表に出してしまうで少し恥ずかしいのですが、でも、ブログにしないときっと続かないと思うし、とりあえずやってみます。
そうすればタイトルを考えずにすんで楽だからw
ラベルは本の種類を識別させます。
ライトノベル、哲学、科学、海外文学、日本文学、その他の小説
などでしょうか。
哲学や科学の本は読むの時間がかかってしまい、1日で読めるライトノベルについつい手がでてしまうのです。これは娯楽 コミックみたいなもの。
自分の読んだ本とその感想を書くって、私の内面を表に出してしまうで少し恥ずかしいのですが、でも、ブログにしないときっと続かないと思うし、とりあえずやってみます。
読書日記を始めてみました
今まで本を読んだあと、どうも頭の中の整理がつかないと悩んでいました。読書した文章は私の知性の一部となってもらわないといけないのですが、適切に吸収しきれていない感じがしたのです。
そこでふと思いついて、昔途中まで読んで放置していた本を出してきました。
「思考の整理学」 東大で一番売れているとかいう宣伝で売っていた本です。
その30ページ目くらいから引用
読んでいくと、感心するところ、違和感をいだいたところ、わからない部分が出てくる。これを書き抜く。という記載がありました。
これを読んで、私は今まで考えることを怠っていたのかなーと思ったのです。何がどう分からなかったのか、なにか違和感があるけどそれはなんなのかをはっきり言語化させて書くことが、整理に繋がる第一歩だと実感しました。
というわけで、読書日記を付けてみることにしたのです。
ただ一人で書いていってもモチベーションというか、続くことがないだろうと思い、また形式が書きやすいということもあり、ブログ形式で書いていくことにしてみました。
特に読者を想定しているわけではないですが、もしかしたら誰かが読んでいるかもという気持ちがあると、なんとなく筆も進むというものです。
基本的には本を1冊読み終えたら、その感想や疑問点 違和感をそのまま書いてみることにします。
気分によって口語体だったり論述体だったりと書き方がことなると思いますが、ご容赦ください。
途中で読むのがめんどくさくなったり面白くなくなったりした本は、途中の段階でも書くことはあると思います。
では、この読書日記が三日坊主で終わらないことを祈って、
はじめてみることにします。
そこでふと思いついて、昔途中まで読んで放置していた本を出してきました。
「思考の整理学」 東大で一番売れているとかいう宣伝で売っていた本です。
その30ページ目くらいから引用
読んでいくと、感心するところ、違和感をいだいたところ、わからない部分が出てくる。これを書き抜く。という記載がありました。
これを読んで、私は今まで考えることを怠っていたのかなーと思ったのです。何がどう分からなかったのか、なにか違和感があるけどそれはなんなのかをはっきり言語化させて書くことが、整理に繋がる第一歩だと実感しました。
というわけで、読書日記を付けてみることにしたのです。
ただ一人で書いていってもモチベーションというか、続くことがないだろうと思い、また形式が書きやすいということもあり、ブログ形式で書いていくことにしてみました。
特に読者を想定しているわけではないですが、もしかしたら誰かが読んでいるかもという気持ちがあると、なんとなく筆も進むというものです。
基本的には本を1冊読み終えたら、その感想や疑問点 違和感をそのまま書いてみることにします。
気分によって口語体だったり論述体だったりと書き方がことなると思いますが、ご容赦ください。
途中で読むのがめんどくさくなったり面白くなくなったりした本は、途中の段階でも書くことはあると思います。
では、この読書日記が三日坊主で終わらないことを祈って、
はじめてみることにします。
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